【2027最新】茨城大附属幼稚園の受験対策。選考日・問題の内容・面接。気になる内部進学は?

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茨城大附属幼稚園、気になっていても「選考はいつ? 何をするの? 附属小にそのまま上がれるの?」と迷う方は多いはずです。

茨城大学教育学部附属幼稚園は、入園料も保育料も無償化の対象で、附属小学校への連絡進学の道もある水戸市三の丸の国立幼稚園です。水戸城址の残る文教地区に立ち、遊びを通して子どもの育ちを広げます。

気をつけたいのは選考の組み立て。願書を出すその日に保護者面接があり、子どもの本人観察は別の日に行われます。試験当日だけを見ていると、願書を書く時点でもう選考が始まっていることに気づけません。

さらに園バスや預かり保育の案内はなく、通園は保護者の送りむかえが前提です。県下の幼児教育研究の中心園として、公開研究会や教育実習を受け入れている園でもあります。

令和9年度(2027年4月入園)の募集要項は、2026年9月1日に公示されました。ここから先は、その公示でみる選考と通園の条件に、学費と附属小への内部進学を合わせてお伝えします。

まほ

二人の子どもの附属幼稚園受験を経験しました。茨城大附属でいちばん驚いたのは、願書を出す日がもう本番だったことです。

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この記事でわかること

  • 入園料も保育料も月8,700円まで無償化になる学費のしくみ
  • 願書提出日の保護者面接と別日の本人観察で進む選考と日程
  • 附属小学校と中学校への連絡進学の枠と、その本当のところ
  • 水戸市やひたちなか市を含む通園区域と、保護者送迎の決まり
  • 令和9年度は3年保育3歳児25名のみの募集で、2年保育の枠がないこと
タップできるもくじ

無償化と自由保育がそろう茨城大附属幼稚園の学費と特色

茨城大学教育学部附属幼稚園の園庭で遊ぶ子どもたち

茨城大附属は、学費の負担が軽く、遊びを中心に子どもを育てる水戸市中心部の国立幼稚園です。

場所は水戸市三の丸2丁目6番8号で、JR水戸駅から歩いて10分ほど。官庁街の一角にあり、正門の警備など落ち着いた環境が口コミでも評価されています。昭和42年(1967年)の開園からおよそ60年の歴史があり、平成29年(2017年)には創立50周年をむかえました。

学級編成は少人数です。細則では幼児定員75名の3学級と定められ、各学年に1クラスずつ。定員はいま段階的に縮小している途中で、令和7年度が107名の4学級、令和8年度が80名の3学級という読み替えが置かれていました。この読み替えは令和8年度までで、令和9年度からは本来の75名に戻ります

保育料も入園料も無償化になる学費

茨城大附属は入園料も保育料も無償化の対象で、園に納めるのは検定料や後援会費などの実費だけです。

国立の幼稚園なので、保育料と入園料を合わせて月8,700円を上限に無償化されます。国の標準額では入園料が31,300円、保育料が年73,200円。入園料は入園した初年度に月割りして保育料に合算する形で無償化されるため、保育料と入園料の負担はほぼなくなります。

費目 金額 無償化
検定料 1,600円(令和7年度の要項の額) 対象外
入園料 31,300円(国の標準額) 無償化対象(初年度月割り)
保育料(年額) 73,200円(国の標準額) 無償化対象
後援会費・教材費・行事費ほか 実費 対象外

上の入園料と保育料は国が定める標準額です。令和7年度の募集要項には「入園料及び保育料については、幼児教育・保育の無償化に伴い、保護者の方からは徴収いたしません」と明記されていました。つまり実際に園へ払うのは、出願時の検定料と、後援会費や教材費といった実費です。検定料は令和7年度の募集要項では1,600円でした。令和9年度の公示に金額の記載はないため、振り込みの前に配付される募集要項で額を確かめてください。

まほ

浮いた学費を絵本や家族のおでかけに回せるのは、国立ならではの魅力です。

遊びを中心にした自由保育と、県内の幼児教育研究の中心園

茨城大附属の保育は、遊びそのものを学びにつなげる自由保育が土台です。

園の方針は「子どもの生活の中心は遊びです」。一斉の詰め込みよりも、遊びのなかの学びを大切にしています。一人ひとりが自分のやりたい遊びを見つけ、夢中で遊び込む。その積み重ねが、社会性や自主性、創造性を育てます。

保護者の口コミでも、遊びを通して個性を伸ばす取り組みへの評価や、園庭が広くのびのび遊べるという声が見られます。

もうひとつの顔が研究です。茨城大学教育学部と協力して幼児教育を研究し、学生の教育実習を指導する。募集要項にも、県下の幼児教育研究の中心園として保育や研究を公開すると書かれています。日々の保育に教育の裏づけがある点が、茨城大附属らしさです。

附属小学校と中学校への連絡進学の本当のところ

茨城大附属からは附属小学校への連絡進学の道がありますが、そのまま全員が無条件で上がれると決まっているわけではありません。

附属小学校の令和8年度の募集要項には、募集人員が「60名程度」とあり、「茨城大学教育学部附属幼稚園からの連絡入学予定者(約30名)を含む」と注記されています。つまり卒園児は、外からの受験生とは別枠の連絡入学予定者としてあつかわれます。

連絡進学の枠があるのは大きな利点ですが、進学のときに検査や面接があるかどうかまでは要項に明記されていません。気になるときは、入園説明会や園への問い合わせで確認してください。附属小学校の先には附属中学校もあり、幼稚園から中学校まで見通した一貫の学びが掲げられています。

本人観察と保護者面接で決まる選考と日程

茨城大学教育学部附属幼稚園の選考をイメージした親子と先生

茨城大附属の入園選考は、願書を出す日の保護者面接と、別の日の子どもの本人観察という二段構えで進みます。

願書受付の日に、その場で保護者の面接があります。子どもの本人観察は日をあらためて行われ、遊びや活動の様子から、初めての場やお友だちの中で自然にふるまえるかを見ます。募集要項に書かれた選考方法は本人観察と保護者面接のみで、ペーパーテストの記載はありません。

受験番号は願書受付のときに抽選で決めます。ただしこれは順番を決めるための抽選で、合否そのものを抽選で決めるものではありません。倍率は公表されていません。願書の内容と面接、本人観察を合わせた総合的な選考です。

説明会から合格発表までの日程

選考は9月の願書配付に始まり、10月の説明会、11月の出願と保護者面接、本人観察を経て、12月の合格発表で決まります。

令和9年度は3年保育の3歳児25名だけの募集です。公示には、令和7年度から段階的に学級定員の変更を進めてきたため3年保育を募集する、と書かれています。日程は次のとおりです。

日程(令和9年度入園) 内容
9月25日(金)〜11月4日(水) 入園願書の配付(園の事務室。9時15分〜12時と13時〜15時)
10月26日(月) 入園希望者向け説明会(14時から。事前の申し込み不要)
11月5日(木) 出願と保護者面接(9時〜11時。時間厳守)
11月19日(木) 入園者選考(本人観察。受付9時〜9時30分・保護者同伴)
12月4日(金) 合格発表(14時に園のホームページ)と合格証の交付(14時〜16時)

対象の生年月日は令和5年4月2日から令和6年4月1日です。願書の配付には除外日があり、土日祝のほか、平日でも10月8日・9日・21日・22日は配りません。配付場所は園の事務室で、示された時間以外を希望するときは電話で相談します。

出願は郵送が認められていません。11月5日の午前中に、保護者が書類を園の受付へ持参して受験票を受け取ります。持っていくのは入園願書、通園経路等略図、住民票(世帯全員が記載されたもの1通)、振替払込受付証明書です。上履きを持参し、面接の待ち時間が生じることも案内されています。受験番号は、この出願手続きのときに抽選で決まります。

令和9年度は3年保育のみの募集

4歳児からの2年保育を考えている家庭は、募集の有無に注意してください。

細則の経過措置では、2年保育4歳児の園児募集(若干名)を行えるのは令和9年度の園児募集までとされていました。ただし令和9年度の公示は3年保育3歳児のみの募集で、2年保育の枠はありません。公示は、学級定員の最適化を段階的に進めてきた結果として3年保育を募集する、と説明しています。4歳児からの入園を考えていた家庭は、3歳児での出願を検討することになります。

面接と本人観察で見られるのは日ごろの生活習慣

保護者面接や本人観察で見られるのは、特別な受け答えより毎日の暮らしの積み重ねです。

保護者面接では、志望の理由や、ふだんの子育てで大切にしていることなど、家庭の考え方が話題になるとされます。研究や実習を担う園なので、その方針への理解を見られることもあります。

本人観察では、初めての場でも自分から遊びに入っていけるか、先生の声かけに応じられるかといった、年齢相応の社会性が見られます。奇をてらった対策より、あいさつや順番待ち、身のまわりの片づけといった生活の基礎を整えるほうが力になります。

服装そのものの決まりは書かれていませんが、選考日の携行品として受験票と、本人と保護者それぞれの上履きが挙げられています。願書を出す日も上履きを持参します。

まほ

願書を出す日に面接があるとは聞いていたのに、受付の列に並んだとたん、用意した志望理由がぜんぶ飛びました。でも聞かれたのは、家でどんな遊びをしているか、朝はどう過ごしているかという日々のことばかり。特別な言葉より、毎日の暮らしをそのまま話せばよかったのだと、部屋を出てから気づきました。

水戸の幼児教室と通信教育で入園準備

家庭で茨城大学教育学部附属幼稚園の受験準備に取り組む親子

水戸には幼児期から受験まで見る教室もありますが、送迎や月謝の負担を考えると、家庭で進める通信教育も続けやすい選び方です。

水戸市内では、レゾンアカデミー水戸校のように幼児期から受験まで対応する教室があります。ただ、茨城大附属の幼稚園受験だけをねらう専門の教室は水戸に多くありません多くは知育か小学校受験が主軸で、幼稚園受験に絞って通えるところは限られます。

イオンモール水戸内原のめばえ教室や学研教室のように、遊びながら考える力の土台をつくる知育系の教室もあります。まずは家庭で生活習慣を整え、必要に応じて教室へ直接相談するのが現実的です。

通学型の教室のデメリット

  • ×毎週の送迎に親の時間がとられる
  • ×幼稚園受験に絞った教室は水戸に少ない

通信教育のメリット

  • 送迎不要で自宅で完結
  • 生活習慣づくりを遊びながら

茨城大附属の選考は、生活習慣や親子の関わりが見られます。そこで役立つのが、家庭で取り組める通信教育です。

まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣づくり

本人観察や保護者面接で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで少しずつ育っていきます。

年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや身のまわりの片づけを遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、他の通信教育にはないこどもちゃれんじならではの強みです。

こどもちゃれんじの口コミはこちら

思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス

日々のやりとりで育つ考える力は、良質な教材でさらに伸ばせます。

こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本で済みます。

モコモコゼミの口コミはこちら

通園区域と送迎の決まり。共働きはどう通うか

茨城大学教育学部附属幼稚園へ送迎する親子

茨城大附属に通うには、決められた区域内に保護者と住み、公共交通か徒歩で60分以内に通えることが前提です。

令和9年度の募集要項では、対象地域が水戸市、ひたちなか市、那珂市と示されています。あわせて、登園完了時刻の午前8時50分までに、徒歩と公共交通機関で60分以内に通えることが条件です。保護者と同居していることも要件になります。

出願時に区域外でも、入園日までに保護者とともに区域内へ転入する予定なら出願できます。相談するのは願書配付のときで、配付期間中に園の係員へ申し出ます。公式に園バスの案内はなく、願書受付や選考の日も園内への車の乗り入れはできません。水戸駅から徒歩圏の中心部にあるので、公共交通での通園がしやすい立地です。

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