島根大学教育学部附属幼稚園、気になっていても「学費は?選考は?共働きでも通える?」と迷いますよね。
結論から言うと、この園は入園料も保育料も無償化対象で、附属義務教育学校への連絡進学を持つ国立園です。2025年に始まった預かり保育「にじいろタイム」もあり、共働きでも通いやすくなりました。ただし4歳児からの2年保育のみで、3歳児募集はありません。
学費の内訳から選考の中身、松江市大輪町という立地の通園条件まで、公式情報をもとにまとめました。
二人の子どもの附属幼稚園受験を経験した私が、島根大附属の実際のところをお伝えしますね。
この記事でわかること
- ✓入園料も保育料も無償化になる学費と、毎月の実費
- ✓遊びの観察と親子面接が中心の選考の中身
- ✓4歳児から入る2年保育のしくみと注意点
- ✓半径10km以内という通園条件と、園バスなしの送り迎え
- ✓附属義務教育学校へ進む連絡進学のしくみ
無償化と連絡進学が魅力の島根大附属幼稚園
島根大学教育学部附属幼稚園は、入園料も保育料も無償化対象で、附属義務教育学校への連絡進学を持つ研究校です。
場所は松江市大輪町。附属義務教育学校と同じ敷地に隣接し、幼稚園から中学までを見通した一貫教育のなかにあります。教育目標は「よりよい未来に向けて 多様な他者と手を取り合い すこやかに しなやかに学び続ける子どもの育成」。自分から遊びを見つけ、それを思いきり楽しむ姿勢を大切にしています。
園のスローガンは「げんきいっぱいのびようよ なかよしこよしでのびようよ」。島根大学教育学部と連携した研究校で、学生の教育実習も受け入れています。
入園料も無償化になる学費と毎月の実費
保育料に加えて入園料も無償化の対象なので、実質的な負担は入学検定料と毎月の実費だけです。
保育料は月額6,100円、入園料は31,200円ですが、どちらも幼児教育・保育の無償化の対象だと募集要項に明記されています。入園料は月額に換算して保育料と合算され、国立の上限内で給付されます。細かな扱いは入園前の説明会で配られる「入園のしおり」に記載。在園中に納めるのは教材費や保護者会費などの実費です。
| 項目 | 金額 | 無償化 |
|---|---|---|
| 入学検定料 | 1,600円(参考) | 対象外 |
| 入園料 | 31,200円 | 無償化対象 |
| 保育料 | 月6,100円(年約73,200円) | 無償化対象 |
金額は令和8年度の募集要項をもとにした参考額です。年度により改定される場合があるため、正式な額は募集要項で確認してください。
附属義務教育学校へつながる連絡進学
附属幼稚園から附属義務教育学校の前期課程へは、連絡進学のしくみがあります。
島根大附属は、幼稚園と附属義務教育学校(前期課程・後期課程)が同じ敷地に並ぶ一貫校です。附属義務教育学校の募集要項によると、附属幼稚園からの志願者は第1次選考の受検をもって入学が認定されます。一般の志願者に課される公開抽選も免除され、個人調査書の提出も不要とされています。
小学校進学まで見据えると、幼稚園の段階から「幼→小→中」の道筋を早くから描けるのは心強い点です。ただし制度は年度で見直される場合があるため、詳しくは最新の募集要項で確かめておきましょう。
上の子のときは、幼稚園の段階で小学校から中学校までの道筋が見えていました。小学校受験の塾通いをせずに済んで、気持ちがずいぶん楽でしたよ。
預かり保育「にじいろタイム」で共働きにも対応
2025年から預かり保育が始まり、共働き家庭でも選択肢に入れやすくなりました。
島根大附属では、2025年4月から預かり保育「にじいろタイム」がスタートしました。教育時間が終わったあとから17時まで子どもを預けられます。共働き家庭には心強い後押しです。
給食も週2回(月曜と木曜)あり、附属義務教育学校と同じメニューが用意されます。預かりと給食の両方が整いつつあるのは、共働き家庭にはありがたいところです。
遊びの観察と親子面接!島根大附属の選考
選考はペーパーテストではなく、遊びの観察と親子面接が中心とされています。
島根大附属の募集要項では、選考の内容は遊びの観察・親子面接・個人調査書などから総合的に検討して合格者を決める、と説明されています。公式の要項に抽選の記載は見当たりません。募集人数は毎回「若干名」と示され、具体的な定員は公開されていません。
参考までに、在園児は令和8年4月時点でことり組(4歳児)23名、そら組(5歳児)25名の計48名。各学年1クラスずつの小さな園です。次の募集要項は本記事の作成時点で未発表です。募集の時期は年度によって変わるため、公式サイトで最新の情報を確認してください。
4歳児から入る2年保育で3歳児募集はなし
島根大附属は4歳児から入る2年保育のみで、3歳児からの3年保育はありません。
ここは出願前にいちばん押さえておきたい点です。多くの私立園が3歳児(年少)から3年保育で受け入れるのに対し、島根大附属は4歳児からの2年課程だけ。3歳の学年での募集はありません。入園するのは4歳児のクラス(園では「ことり組」)からです。3歳の学年で入園を考えていた家庭は、1年待つ前提でスケジュールを組む必要があります。
親子面接で見られるのは日ごろの関わり
親子面接では、志望動機の巧みさよりも、ふだんの親子の関わり方が見られます。
公表資料に試験のこまかな中身はありません。ただ選考の柱が遊びの観察と親子面接である以上、子どもが集団のなかで自然に遊べるか、親子のやりとりが落ち着いているかが土台です。研究校として学生の教育実習や研究成果の公開を行う園なので、その性格を知ったうえで臨みたいところです。
特別な受け答えより、毎日の生活の積み重ねがそのまま出る場だと感じました。
松江市の幼児教室と通信教育で入園準備
松江市には附属特化の専門教室が少なく、送迎の負担を考えると通信教育も有力です。
「教室に通わせたほうがいいのかな」と迷いますよね。ただ松江市内を調べると、附属幼稚園受験に特化した専門教室は見当たりませんでした。乳幼児親子教室のベビーパーク松江教室や学研教室はありますが、島根大附属の受験対策に的をしぼった教室は少ないのが実情です。
通学型の教室のデメリット
- ×附属特化の教室が近くにない
- ×通うとなれば毎週の送迎が必要
通信教育のメリット
- ✓送迎不要で自宅で完結
- ✓生活習慣づくりを遊びながら
島根大附属の選考はペーパーではなく、生活習慣や親子の関わりが土台です。だからこそ、家庭で取り組める通信教育が現実的な選択肢です。
まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣の土台づくり
遊びの観察で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで育てるのが近道です。
年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや順番を待つ姿勢を遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、こどもちゃれんじならではの強みです。
思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス
親子面接や遊びの観察で問われる「自分で考える力」は、良質な教材で伸ばせます。
こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本で完了します。
通園は徒歩と付き添いが基本の島根大附属
通園は保護者の付き添いが前提で、園バスはありません。
島根大附属の通園区域は、園を中心とした半径10km以内に保護者と同居していることが条件です。登園と降園は、保護者かその代理となる成人が付き添う形で、園バスの運行はありません。なお、選考日や手続きの日は自家用車の乗り入れができないと明記されています。毎日の送り迎えでの車の可否は公式に案内がないため、通園手段は出願前に園へ確認しておきましょう。
給食は週2回で降園は14時、水曜は11時半
登降園の時間は曜日で変わり、水曜日だけ午前で終わります。
登園は8時35分から8時50分ごろ。降園は水曜をのぞく日が14時で、水曜日は11時30分と短めです。昼食は週2回(月曜と木曜)が給食で、附属義務教育学校と同じメニュー。ほかの曜日はお弁当を持参します。
前述の預かり保育「にじいろタイム」は教育時間のあと17時まで。ただし園バスがなく付き添い通園が前提なので、フルタイムの共働きでは送迎の分担や働き方の工夫が要ります。
上の子のとき、園バスがないと知って一度は青ざめました。送迎をどう回すか、毎晩ため息をついていた時期もあります。それでもにじいろタイムと祖父母の力を少し借りると意外に回り、今では送りの道の親子のおしゃべりがいちばんの楽しみです。
未就園児は園庭開放で島根大附属を見学
入園前に園の様子を知るなら、未就園児向けの園庭開放に足を運ぶのがいちばんです。
島根大附属では、未就園児と保護者に向けた園庭開放を例年実施しています。園庭や保育の様子を実際に見て、先生や在園児の雰囲気を自分の目で確かめられる場です。保護者の同伴が必要で、日程は年度ごとに変わります。公式サイトで案内されるので、早めにチェックして参加してみてください。
島根大附属幼稚園の受験でよくある質問
Q 3歳児から入園できますか?
A 島根大附属は4歳児から入る2年保育のみで、3歳児からの3年保育はありません。入園は4歳児のクラス(園では「ことり組」)からです。
Q 通園区域に決まりはありますか?
A 園を中心とした半径10km以内に、保護者と同居していることが条件です。登降園は保護者かその代理の成人が付き添う形で、園バスはありません。
Q 附属の小学校にそのまま進めますか?
A 附属義務教育学校の前期課程へは連絡進学があります。附属幼稚園からの志願者は第1次選考の受検で入学が認定され、公開抽選が免除されると募集要項に示されています。
Q 毎月の費用はどれくらいですか?
A 保育料(月6,100円ほど)と入園料(31,200円)はどちらも無償化の対象です。実質の負担は、在園中の教材費や保護者会費などの実費です。金額は園にご確認ください。
Q 共働きでも通えますか? 預かり保育はありますか?
A 2025年に預かり保育「にじいろタイム」が始まり、教育時間のあと17時まで預けられます。ただし園バスがなく付き添い通園が基本なので、送迎の工夫は必要です。
Q 倍率は高いですか? 抽選はありますか?
A 募集人数は「若干名」とだけ示され、倍率は公開されていません。公式の募集要項に抽選の記載はありませんが、年度で選考方法が変わる場合があるため、出願時は最新の要項で確認してください。
Q 選考では何をしますか?
A 募集要項によると、遊びの観察・親子面接・個人調査書などから総合的に検討されます。志望動機の巧みさより、ふだんの親子の関わりや集団での過ごし方が見られます。
過去問を書籍で入手する
附属幼稚園の過去問セットも市販されています。内容は一般的な出題パターンが中心で、価格はやや高めです。
日々の生活習慣づくり+モコモコゼミのほうがコスパは良いと個人的には思います。
島根大附属幼稚園の受験対策まとめ
島根大学教育学部附属幼稚園は、入園料も保育料も無償化になる学費と、附属義務教育学校への連絡進学が国立ならではの魅力です。2025年に始まった預かり保育「にじいろタイム」もあり、共働き家庭でも通わせやすくなっています。
- 1入園料も保育料も無償化+連絡進学。「幼→小→中」の道筋を早くから見通せます。
- 2選考は遊びの観察と親子面接、ペーパーなし。ふだんの親子の関わりが見られます。
- 34歳児からの2年保育、園バスなし。3歳児募集がない点と通園手段は出願前に確認を。
選考はペーパーではなく、生活習慣と親子の関わりが土台です。近くに附属特化の教室がなくても、家庭での習慣づくりと通信教育で、合格に必要な力は十分に育てられます。
自宅での受験準備の第一歩として、こどもちゃれんじも選択肢に入ります。年齢別に設計されたエデュトイが毎月届き、遊びながら生活習慣の土台づくりができる点は他の通信教育にはない強みです。
受験を見据えた思考力を育てたいなら、こぐま会×SAPIX監修の「モコモコゼミ」。かわいい動物キャラクターと一緒に取り組め、「モコモコちゃんねる」の動画学習にも対応しています。




