【2027最新】三重大学教育学部附属幼稚園の受験対策。選考日・問題の内容・面接。気になる内部進学は?

当ページのリンクには広告が含まれています
三重大学教育学部附属幼稚園の受験対策と園の様子

三重大附属、気になっていても「どの地域から通えるの? 選考では何をするの? 附属小にそのまま上がれるの?」と迷いますよね。

三重大学教育学部附属幼稚園は、津市観音寺にある国立の幼稚園です。入園料も保育料も無償化の対象で、附属小学校へは選考を受けずに進める内部進学の道もあるのが大きな特色です。子どもが自分から夢中になって遊ぶ姿を大切にし、大学教育学部と結びついた研究・実習の場でもあります。気をつけたいのは通園できるのが津市に住むご家庭に限られること、そしてスクールバスがなく送りむかえは保護者が担うことです。

学費・選考・附属小への内部進学まで、順にたしかめていきましょう。

まほ

二人の子どもの附属幼稚園受験を経験しました。地方だと受験の情報が少なくて、私も手探りでした。同じように迷っているご家庭の力になれたらうれしいです。

この記事でわかること

  • 入園料も保育料も月8,700円まで無償化になる学費のしくみ
  • 附属小学校へ選考を受けずに進める内部進学の道と、その定員のからくり
  • 書類審査と面接で進む選考の中身と、合格者が多い年の抽選
  • 3歳児からの3年保育と、近年つづいた追加募集という入口
  • 給食がなくお弁当持参という生活面と、17時までの預かり保育
  • 津市の幼児教室と、送迎のいらない家庭学習の進め方
タップできるもくじ

無償化と内部進学がそろう三重大附属幼稚園の学費と特色

三重大学教育学部附属幼稚園で遊びに取り組む子どもたち

三重大附属は、学費の負担が軽く、大学と結びついた保育を受けられて、附属小学校へ選考なしで進める道もある園です。

三重大学教育学部附属幼稚園

所在地 〒514-0062 三重県津市観音寺町523番地
電話 059-227-1711
アクセス 津市中心部の観音寺町。最寄りの公共交通と徒歩・自転車での通園が想定されています
公式サイト https://www.fuzoku.edu.mie-u.ac.jp/you/

場所は津市観音寺、三重大学の敷地にほど近い一角です。敷地はおよそ6,000平方メートルあり、園庭だけで3,870平方メートルという広さがあります。三重大学教育学部の附属園として、幼稚園教育の研究や大学生の教育実習を受け入れる園でもあります。掲げているのは、明るく健康で豊かな心情をもち、友だちと考え合ってのびのびと活動する子どもの育ちです。自分から興味をもって夢中になって遊ぶ姿を、日々の保育で大切にしています。

保育料も入園料も無償化になる学費

三重大附属は入園料も保育料も無償化の対象で、保護者が実際に納めるのは検定料や諸経費などの実費です。

国立の幼稚園なので、保育料と入園料を合わせて月8,700円を上限に無償化されます。三重大学が定める額は、入園料が31,300円、保育料が年73,200円。入園料は入園した初年度に月割りして保育料に合算する形で無償化されるため、保育料と入園料の負担はほぼなくなります。実際に納めるのは、出願時の検定料1,600円や、月2,000円ほどの諸経費などの実費です。

言葉だけだと分かりにくいので、初年度に実際どうなるかを図にします。

入園1年目の毎月のイメージ

保育料(月あたり)

6,100円

年73,200円 ÷ 12

入園料(月割り)

約2,608円

31,300円 ÷ 初年度の在籍月数

合わせて

約8,708円

1か月あたり

無償化でカバーされる上限 月8,700円

上限をこえるのは月8円ほど。保育料と入園料の負担は、ほぼ残りません。

三重大学が定める額をもとにした目安です。月割りの月数は入園月で変わります。検定料・諸経費・教材費などの実費は無償化の対象外です。額は年度によって改定されることがあります。

無償化を受けるには津市への申請が必要ですが、入園前後に園から案内があるので、その指示にしたがって進めれば大丈夫です。

費目 金額 無償化
検定料 1,600円 対象外
入園料 31,300円 無償化対象(初年度月割り)
保育料(年額) 73,200円 無償化対象
諸経費・教材費ほか 月2,000円程度ほかの実費 対象外

入園料と保育料は三重大学の規程で定められ、年度によって改定されることがあります。それでも月々の負担がほとんど残らないのは、国立を選ぶいちばん大きな理由です。私立幼稚園の入園金や毎月の保育料と比べると、差は数年で大きくなります。

まほ

浮いた学費を絵本や家族のおでかけに回せるのは、国立ならではのうれしさです。

附属小学校へは選考なしで進める内部進学

三重大附属からは附属小学校への内部進学の道があります。附属幼稚園からの進学予定者は、附属小の面接や行動観察の選考を受けずに進めるのが大きな特色です。

附属小学校の令和9年度の募集人員は72名で、1学級24名の3学級を基本とし、その定員には附属幼稚園からの進学予定者も含まれます。外から受験する子は、個人面接と行動観察による第一次選考、合格者が多い場合の抽選という第二次選考を受けます。いっぽうで附属幼稚園からの進学予定者には、この選考は行われませんと募集要項に明記されています。附属小受験の関門をひとつ越えた状態で小学校生活に進めるのは、幼稚園受験を選ぶ大きな動機になります。

外部からの受験と内部進学の道を、図で並べてみます。

附属小学校へ進む2つの道

附属幼稚園からの内部進学

附属幼稚園に在園
面接・行動観察の選考なし
附属小学校へ進学

外部からの受験

出願・受検
第一次選考(個人面接・行動観察)
合格者多数なら第二次選考(抽選)
附属小学校へ入学

令和9年度 附属小学校 募集要項をもとにした図です。定員72名には内部進学者を含みます。条件は年度によって変わるため、最新の要項でご確認ください。

内部進学の道はありますが、定員72名には内部進学者も含まれます。外部から受ける子は、その残りの枠を争う構図です。細かな条件は年度や説明会で変わるため、進学のことは園に直接たしかめておきましょう。

ポイント
内部進学のいちばんの魅力

附属幼稚園からの進学予定者は、附属小の面接・行動観察の選考を受けずに進めます。日々の園生活を大切に過ごすことが、そのまま次につながります。

書類審査と面接が中心の選考と、近年つづいた追加募集

三重大学教育学部附属幼稚園の選考をイメージした親子と先生

三重大附属の入園選考は、書類審査と面接が中心で、合格者が定員を超えた年には抽選が加わります。

令和9年度の募集人員は、3歳児からの3年保育で約30名です。選考はまず書類審査があり、その合格者だけが面接に進みます。面接では志願者と保護者が別々の部屋に分かれ、子どもへの面接は先生と一緒に遊ぶなかで進められます。ペーパーテストのような学力試験ではありません。合格者が多い場合は抽選で入園者を決めます。倍率が読みにくい年ほど、当日の姿で見られる前提で備えておくと空振りしません。

説明会から選考までの流れ

三重大附属は、夏の説明会と願書配付から始まり、8月末の面接、9月の結果通知へと進みます。

令和9年度入園の日程は、公式の募集要項で示されています。おおまかな流れは次のとおりです。

段階 時期(令和9年度入園の例)
募集要項の配付 7月1日〜8月上旬
入園希望者説明会 7月4日(土)
願書の受付 7月中旬〜8月上旬
選考・面接 8月26日(水)
面接結果の通知 9月上旬
抽選(合格者が多い場合) 9月26日(土)予定

日付は年度によって動き、公式サイトの募集要項で示されます。1年の流れで見ると、動きだす時期がつかみやすくなります。

入園までの1年の流れ

7月

説明会と募集要項の配付

7月4日の入園希望者説明会に参加し、募集要項を受け取ります。事前申込は不要です。

7〜8月

願書の受付

検定料は1,600円です。津市在住などの応募資格や必要書類を要項でよく確かめます。

8月

選考・面接

書類審査の合格者が面接に進みます。子どもは先生と遊ぶなかで見られ、保護者は別室で面接を受けます。

9月

結果通知と抽選

面接結果が書留で届きます。合格者が定員を超えた場合は抽選が行われます。

秋〜冬

追加募集

定員に空きが出た年は、秋から冬にかけて追加募集が行われることがあります。

時期は令和9年度入園の例です。確定した日付は公式サイトの募集要項でご確認ください。

秋の募集で残念だった場合でも、あきらめる必要はありません。近年は定員に空きが出て追加募集が行われた年が続いており、令和7年度入園では追加募集が3回まで行われました。ただし追加募集の有無は年度によって変わるため、受験を考えているなら公式サイトのお知らせを定期的に見ておきましょう。

面接で見られるのは日ごろの生活習慣

面接や、先生と遊ぶなかでの様子で見られるのは、特別な受け答えより毎日の暮らしの積み重ねです。

子どもは先生と一緒に遊ぶなかで、年齢相応の育ちを見られます。初めての場やお友だちの中で自然にふるまえるか、順番を守れるか、先生の声かけに応じられるか、着替えやお片付けを自分でやろうとするか、といった姿です。過度に訓練された優等生ぶりより、その子らしい自然な反応が大切にされます。

保護者面接では、志望の思いや子どもの様子、ふだんの子育てで大切にしている点を聞かれることが多いようです。この園は研究や教育実習に協力する場でもあります。園の考え方を理解し、行事や送迎に協力できるかを見られたという保護者の声もあります。

聞かれやすいこと 答えるときの視点
志望の理由 見学や園の様子で感じたことを、自分の言葉で
なぜ私立でなく国立附属か 園の保育や教育への共感を軸に、費用や進学の得だけにしない
家庭で大切にしていること 遊びのなかで子どもが夢中になった具体的な場面
研究や教育実習への理解 大学と結びついた保育に協力する姿勢
送りむかえ・行事や急な体調不良への対応 スクールバスがない前提で、誰がどう担うかを具体的に

高度な知識や英語力が問われるわけではありません。あいさつや順番待ち、身のまわりの片づけといった生活の基礎を整えるほうが、そのまま力になります。当日は体を動かす場面もあるので、動きやすい服装がよく、親子とも清潔感のある装いを心がけましょう。

まほ

面接で夫婦の答えが割れないよう、「なぜこの園か」「子の長所と短所」は前もってすり合わせておきましょう。

まほ

上の子のとき、私は「国立は学費が安いから」を志望理由の中心にしていました。面接の練習で夫にそれを話したら、「園の何がいいのか一言も入ってないよ」と言われて、正直かちんときたのを覚えています。でも、いざ説明会で先生が子どもに関わる様子を見たら、言葉が自然と変わりました。当日は、遊びのなかであの子が夢中になった場面をそのまま話しただけです。背伸びした模範解答より、見て感じたことを自分の言葉で言えたことが、いちばん大きかったと思います。

津市の幼児教室と通信教育で入園準備

家庭で三重大学教育学部附属幼稚園の受験準備に取り組む親子

津市には幼児教室もありますが、送迎に時間を取られない家庭学習との合わせ技が、続けやすい進め方です。

津市で幼児の知育や受験を意識できる教室としては、次のようなところがあります。

教室 場所と特徴
ベビーパーク 津教室 津市内。0〜3歳の親子で通う知育教室で、生活習慣や親子の関わり方の土台づくりに向いています。
幼児教室・知育教室(津市周辺) 遊びを通じた知能育成や、少人数での指導を行う教室があります。附属を見据えるなら、体験に足を運んで方針を確かめましょう。

教室に通うなら毎週の送迎が要ります。きょうだいがいれば、下の子を連れての往復がそのまま親の時間から引かれます。月謝も年単位で見ると小さくありません。そこで、通う負担のない家庭学習を組み合わせると続けやすくなります。

通学型の教室のデメリット

  • ×毎週の送迎に親の時間がとられる
  • ×月謝が年単位で見ると重い

通信教育のメリット

  • 送迎不要で自宅で完結
  • 生活習慣づくりを遊びながら

家庭で整えておきたい身のまわりのこと

家庭で整えたいのは、この年齢で身についているとよい生活の基礎です。

入園までに整えておきたいこと

  • 朝のあいさつと、呼ばれたら返事をする
  • 脱いだ靴を自分でそろえる
  • 上着やズボンの着脱を自分でやってみる
  • 遊んだあとに片づける
  • 順番を待つ、おもちゃを貸し借りする
  • 親と離れて過ごす時間に少しずつ慣れておく

どれも一日でできるようになることではありません。児童館や親子向けのひろばで、親以外の大人やお友だちと過ごす時間を重ねておくと、初めての場所でも子どもが落ち着いて動けます。

まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣づくり

面接や行動観察で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで少しずつ育っていきます。

年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや身のまわりの片づけを遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、他の通信教育にはないこどもちゃれんじならではの強みです。

こどもちゃれんじの口コミはこちら

思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス

日々のやりとりで育つ考える力は、良質な教材でさらに伸ばせます。

こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本で済みます。

モコモコゼミの口コミはこちら

津市在住という通園条件と、共働きで通わせる現実

三重大学教育学部附属幼稚園へ送迎する親子

三重大附属に通うには、津市に保護者と同居していることが条件で、送りむかえは保護者が担います。

募集要項では、津市に居住し、保護者とともに住んでいることが応募の条件と定められています。一時的な寄留は認められません。通園は徒歩・自転車・公共交通機関での送迎が奨励されていますが、スクールバスは運行されていません。自家用車での送迎は、道路交通法と駐車場の利用規則を守ることを前提に認められています。園の近くでも津市外に住んでいれば応募できないため、受験を考えたらまず自宅が津市内かを確かめましょう。

ポイント
受験を決めたらまず最初にやること

願書を出す前に、自宅が津市内にあり、保護者とともに住んでいるかを必ず確認しましょう。不安なときは、直接園へ問い合わせるのが確実です。

Pick up
受験対策に役立つ3つ
タップできるもくじ