【2027年】山形大学附属幼稚園の倍率・受験・面接・内部進学

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山形大学附属幼稚園の園庭でのびのび遊ぶ子どもたち

山形大附属、気になっていても「選考はいつ? 何をするの? 附属小にそのまま上がれるの?」と迷いますよね。

山形大学附属幼稚園は、入園料も保育料も無償化の対象で、附属小学校への連絡入学の道もある山形県で唯一の国立幼稚園です。明治36年に開かれ、令和5年で創立120周年を迎えた歴史ある園で、子どもが自分で選んだ遊びを中心に育ちます。気をつけたいのは選考が9月と、秋の本番より早く、願書の配付は6月から始まること。秋の入試を思い描いていると、準備が後手に回ります。さらに送迎バスはなく通園は保護者の送りむかえが前提で、在園中は山形市に住んでいることが条件です。

学費・選考・附属小への連絡入学まで、順にたしかめていきましょう。

まほ

二人の子どもの附属幼稚園受験を経験しました。山形は受験の情報が少なくて、私も手探りでした。同じように迷っているご家庭の力になれたらうれしいです。

この記事でわかること

  • 入園料も保育料も月8,700円まで無償化になる学費のしくみ
  • 願書配付6月・選考9月という早めのスケジュールと令和9年度の日程
  • 行動・運動の観察と親子面接で進む選考の中身(ペーパーなし)
  • 附属小学校への連絡入学と、山形市在住・送迎必須の通園条件
  • 送迎バスなし・研究園ゆえの親の出番と、共働き家庭の通わせ方
  • 見落とされがちな預かり保育の無償化(月11,300円まで)
タップできるもくじ

無償化と内部進学がそろう山形大附属幼稚園の学費と特色

山形大学附属幼稚園で自分の選んだ遊びに取り組む子どもたち

山形大附属は、学費の負担が軽く、山形県で唯一の国立幼稚園として大学と結びついた保育を受けられる園です。

山形大学附属幼稚園

所在地 〒990-0023 山形市松波二丁目7番1号
電話 023-641-4446
アクセス JR山形駅からバス約10分「附属学校前」下車/山形蔵王インターから車で約3分
公式サイト https://fuzoku.yamagata-u.ac.jp/you/

場所は山形市松波二丁目7番1号で、JR山形駅からバスで「附属学校前」まで10分ほど、山形蔵王インターからは車で3分ほどです。明治36年(1903年)に私立山形幼稚園として開かれ、令和5年(2023年)に創立120周年を迎えました。同じ敷地に附属小学校と附属中学校があり、幼・小・中がつながる環境です。教育目標に掲げるのは「心豊かでたくましい子どもの育成」です。令和9年度入園は3歳児24名の3年保育のみを募集し、4歳児からの2年保育の外部募集はありません。

保育料も入園料も無償化になる学費

山形大附属は入園料も保育料も無償化の対象で、保護者が納めるのは検定料や給食費などの実費です。

国立の幼稚園なので、保育料と入園料を合わせて月8,700円を上限に無償化されます。国の標準額では入園料が31,300円、保育料が年73,200円。入園料は入園した初年度に月割りして保育料に合算する形で無償化されるため、保育料と入園料の負担はほぼなくなります。実際に納めるのは、出願時の検定料1,600円や、給食費、教材費などの実費です。

言葉だけだと分かりにくいので、初年度に実際どうなるかを図にします。

入園1年目の毎月のイメージ

保育料(月あたり)

6,100円

年73,200円 ÷ 12

入園料(月割り)

約2,608円

31,300円 ÷ 初年度の在籍月数

合わせて

約8,708円

1か月あたり

無償化でカバーされる上限 月8,700円

上限をこえるのは月8円ほど。保育料と入園料の負担は、ほぼ残りません。

国の標準額をもとにした目安です。実際の額と月割りの月数は年度や入園月で変わります。検定料・給食費・教材費などの実費は無償化の対象外です。

無償化を受けるには市区町村への手続きが必要ですが、入園前後に園から案内があるので、その指示にしたがって進めれば大丈夫です。

費目 金額 無償化
検定料 1,600円 対象外
入園料 31,300円(標準額) 無償化対象(初年度月割り)
保育料(年額) 73,200円(標準額) 無償化対象
給食費・教材費・後援会費ほか 実費 対象外

入園料と保育料は国が定める標準額です。山形大附属の実際の額は山形大学の規程で定められるので、園にお問い合わせください。金額は年度で改定されることがあります。月々の負担がほとんど残らないのは、国立を選ぶいちばん大きな理由です。

まほ

浮いた学費を絵本や家族のおでかけに回せるのは、国立ならではのうれしさです。

自分で選んだ遊びを中心にした保育

山形大附属の保育は、子どもが自分で選んだ遊びを深めるなかで、興味や考える力を育てていきます。

園が掲げるのは「子どものたくさんのやりたいをかなえる幼稚園」という姿です。文字や数を一斉に教え込む保育ではなく、見つけた木の実や生きもの、水や砂に夢中になるところから、子どもの「やってみたい」を広げます。先生はその芽を見つけ、遊びが深まるよう環境を整えます。山形大学の附属園ならではの関わりも豊かです。大学生が保育に入ってコンサートや食育の授業を開くこともあり、附属中学生の保育実習もあります。世代をまたいだ交流が日常にある園です。教育理論を確かめる研究の場でもあり、公開保育研究会「遊びと学びフォーラム」で保育を発表します。日々の保育に大学の学びが結びついているのも、この園ならではです。

附属小学校への内部進学・連絡入学の本当のところ

山形大附属からは附属小学校への連絡入学の道がありますが、そのまま全員が無条件で上がれると決まっているわけではありません。

附属小学校の募集要項では、募集人員のなかに「附属幼稚園からの連絡入学予定者」が内数として書き込まれています。つまり卒園児は、外からの受験生とは別の枠であつかわれます。連絡入学を希望する場合、外部の受験生に課される幼児への口頭試問は免除され、保護者の面接を受ける形です。募集人員の枠と修了児の数は近く、ほとんどの修了児が附属小へ進む設計になっています。ただし要項の文言はあくまで「原則、連絡入学することができる」で、面接という手続きも残ります。細かな条件は園に直接お問い合わせください。附属小学校も同じ山形市松波にあり、その先の附属中学校まで見通した教育がつながります。

9月の行動・運動の観察と親子面接で決まる選考と日程

山形大学附属幼稚園の選考をイメージした親子と先生

山形大附属の入園選考は、行動・運動の観察と親子面接という二本立てで、しかも9月と早い時期に進みます。

令和9年度の募集要項によると、選考は9月の二日間にわたって行われ、受検番号によって日時が割り振られます。募集要項にペーパーテストや抽選の記載はなく、行動・運動の観察と親子面接で見られます。募集要項でいう「行動・運動の観察」が、いわゆる行動観察にあたります。倍率は公表されていません。願書の配付は6月から始まり、選考は9月。秋の本番を思い描いていると出遅れます。逆算すると、動きだすのは年明けからです。

願書配付は6月、選考は9月という早めのスケジュール

山形大附属の令和9年度入園は、6月の願書配付から始まり、9月に選考と合格発表まで進みます。

3歳児(3年保育)を24名募集します。おおまかな流れは次のとおりです。

日程(令和9年度入園) 内容
2026年6月15日(月)〜 願書の配付(事務室)
2026年7月31日(金) 入園選考説明会(事前申込)
2026年8月20日(木)〜9月4日(金) 出願の受付
2026年9月16日(水)・17日(木) 選考(行動・運動の観察/親子面接)
2026年9月18日(金) 合格発表(園ホームページ)

1年の流れで見ると、動きだす時期がつかみやすくなります。

令和9年度入園までの流れ

6月

願書の配付が始まる

2026年6月15日から。ここが受験のスタートです。

7月

入園選考説明会

7月31日。事前の申し込みが必要です。

8月

出願の受付

8月20日から9月4日まで。検定料は1,600円です。

9月

選考(2日間)

9月16日・17日。行動・運動の観察と親子面接です。

9月

合格発表

9月18日に園のホームページで発表され、通知書も届きます。

令和9年度入園の日程です。年度によって変わります。

辞退者が出た場合は、翌年3月上旬まで追加合格が出ることもあります。最新の日程は公式サイトの募集要項に出ます。

行動観察と親子面接で見られるのは日ごろの生活習慣

行動・運動の観察や親子面接で見られるのは、特別な受け答えより毎日の暮らしの積み重ねです。

選考は、子どもと保護者が一緒に臨みます。行動・運動の観察で見られるのは、年齢相応の育ちです。初めての場やお友だちの中で自然にふるまえるか、体を動かす遊びに楽しく取り組めるか、先生の声かけに応じられるか、といった姿です。

親子面接は、原則として両親そろって受けます。志望の思いや子どもの様子、ふだんの子育てで大切にしている点を聞かれることが多いようです。この園は研究や教育実習に協力する場でもあります。園の考え方を理解しているかを見られたという保護者の声もあります。

聞かれやすいこと 答えるときの視点
志望の理由 見学や園の様子で感じたことを、自分の言葉で
家庭で大切にしていること 遊びのなかで子どもが夢中になった具体的な場面
子どもの様子・育ち できることだけでなく、今取り組んでいる途中の姿も
研究や教育実習への理解 大学と結びついた保育に協力する姿勢
送りむかえ・行事への参加 バスがない前提で、誰がどう担うかを具体的に

園が掲げるのは「心豊かでたくましい子どもの育成」で、保育方針にも文字や数の先取りをうたう言葉は出てきません。面接で家庭学習の量を語るより、遊びのなかで子どもが夢中になった場面を話すほうが、園の方針とかみ合います。

奇をてらった対策より、あいさつや順番待ち、身のまわりの片づけといった生活の基礎を整えるほうが力になります。子どもは体を動かす観察があるので、当日は動きやすい服装がよく、運動用の内履きを持参します(保護者も内履きを用意します)。面接では親子とも清潔感のある装いを心がけましょう。

まほ

上の子のとき、私は勝手に「願書は秋」と思い込んでいました。6月から配付が始まると知ったのは、5月の終わり。夏休みにゆっくり準備するつもりだった予定が丸ごと後ろにずれて、その晩はなかなか眠れませんでした。あわてて幼児教室を探しても、山形では通えるところが見つからない。結局できたのは、朝のあいさつと、脱いだ靴をそろえることを毎日続けただけです。それでも9月の当日、あの子は初めての遊戯室で先生の輪に自分から入っていきました。詰め込むより、気づいた日から前倒しすればよかっただけだったと、終わってから思います。

山形の幼児教室と通信教育で入園準備

家庭で山形大学附属幼稚園の受験準備に取り組む親子

山形で附属の受験に的をしぼった教室は、選択肢がごく限られます。送迎に時間を取られない分、家庭で進める通信教育のほうが続きます。

大手の幼児教室チェーンは、山形県内に教室がほとんどありません。県内で通えるのは発達支援の教室が中心で、受験のための知育を看板に掲げる教室はごくわずかです。

仮に通えたとしても、山形市内まで毎週の送迎が要ります。きょうだいがいれば、下の子を連れての往復がそのまま親の時間から引かれます。月謝も年単位で見ると小さくありません。

通学型の教室のデメリット

  • ×山形は教室が少なく選択肢が限られる
  • ×毎週の送迎に親の時間がとられる

通信教育のメリット

  • 送迎不要で自宅で完結
  • 生活習慣づくりを遊びながら

山形大附属の選考は、生活習慣や親子の関わり、体を動かす遊びが見られます。そこで役立つのが、家庭で取り組める通信教育です。

家庭で整えておきたい身のまわりのこと

選考で見られるのは特別な技能ではなく、この年齢で身についているとよい生活の基礎です。

入園までに整えておきたいこと

  • 朝のあいさつと、呼ばれたら返事をする
  • 脱いだ靴を自分でそろえる
  • 上着やズボンの着脱を自分でやってみる
  • 遊んだあとに片づける
  • 順番を待つ、おもちゃを貸し借りする
  • 親と離れて過ごす時間に少しずつ慣れておく

どれも一日でできるようになることではありません。児童館や「すこやか広場」で親以外の大人やお友だちと過ごす時間を重ねておくと、初めての場所でも子どもが落ち着いて動けます。

まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣づくり

行動・運動の観察や親子面接で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで少しずつ育っていきます。

年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや身のまわりの片づけを遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、他の通信教育にはないこどもちゃれんじならではの強みです。

こどもちゃれんじの口コミはこちら

≫ 公式サイトはこちら:こどもちゃれんじ

思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス

日々のやりとりで育つ考える力は、良質な教材でさらに伸ばせます。

こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本で済みます。

モコモコゼミの口コミはこちら

≫ 公式サイトはこちら:「モコモコゼミ」

山形市在住・送迎必須の通園と、共働きで通わせる現実

山形大学附属幼稚園へ送迎する親子

山形大附属に通うには、在園のあいだ山形市に保護者と住んでいることが条件で、送りむかえは保護者が担います。

募集要項では、在園中は山形市に保護者と居住を共にし、保護者などの送迎ができることが出願の条件です。送迎バスはなく、通園は保護者の送りむかえが基本です。自家用車での通園や駐車場の使い方は園によって運用が異なるため、入園前に確認しておきましょう。附属小学校へ連絡入学したあとも山形市に住み続ける必要があるため、引っ越しの予定がある家庭は、通園の条件を早めにたしかめておきましょう。

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