【2027年】愛媛大学附属幼稚園の定員割れ・受験・面接・内部進学

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愛媛大学教育学部附属幼稚園の受験ガイドのアイキャッチ

愛媛大附属、気になっていても「選考はいつ? 何をするの? 附属小にそのまま上がれるの?」と迷いますよね。

愛媛大学教育学部附属幼稚園は、保育料も入園料も無償化の対象で、附属小学校への連絡入学の道もある松山市の国立幼稚園です。明治19年に始まり、令和8年(2026年)に創立140周年を迎えた研究園です。子どもが自分で選んだ遊びのなかで「自分らしさ」を育てます。気をつけたいのは選考が12月で、願書は10月の見学会に参加した家庭だけに配られること。都合がつかないときは、事前に園へ申し出れば願書を受け取れます。さらに通園は松山市内の指定校区に住むことが前提で、送迎バスも駐車場もありません。

学費・選考・附属小への連絡入学まで、順にたしかめていきましょう。

ライター

私も子どもの受験を経験しました。地方の国立は情報が少なくて、手探りでした。同じように迷っているご家庭の力になれたらうれしいです。

この記事でわかること

  • ✓保育料も入園料も月8,700円まで無償化になる学費のしくみ
  • ✓見学会10月・選考12月という令和9年度のスケジュールと願書の受け取り方
  • ✓行動観察と親子面接で見られるもの(公式は選考内容を公表していません)
  • ✓附属小学校への連絡入学と、松山市内の指定校区という通園条件
  • ✓送迎バスなし・研究園ゆえの親の出番と、共働き家庭の通わせ方
  • ✓松山で限られる幼児教室と、送迎不要の通信教育での準備
タップできるもくじ

創立140年の研究園、愛媛大附属幼稚園の学費と特色

愛媛大学教育学部附属幼稚園で自分の選んだ遊びに取り組む子どもたち

愛媛大附属は、学費の負担が軽く、大学や附属小中と結びついた研究園ならではの保育を受けられる園です。

愛媛大学教育学部附属幼稚園

所在地 〒790-0855 愛媛県松山市持田町一丁目5番22号
電話 089-913-7857
アクセス 松山市中心部の持田町一丁目。来園は公共交通機関を利用します(駐車場なし)
公式サイト https://fuyou.edc.ehime-u.ac.jp/

場所は松山市持田町で、松山市の中心部にあります。明治19年(1886年)に愛媛県師範学校へ幼稚園を付設したのが始まりで、令和8年(2026年)に創立140周年を迎えました。同じ愛媛大学の附属として小学校と中学校があり、幼・小・中がつながる環境です。教育目標に掲げるのは「自分らしさを生かし、ともに生活を楽しむ幼児の育成」で、合言葉は「みんなで育て、みんなで育つ」です。保育の研究と教育実習を担う研究園という性格が、日々の保育にも表れています。

保育料も入園料も無償化になる学費

愛媛大附属は保育料も入園料も無償化の対象で、保護者が納めるのは検定料と入園後の実費です。

国立の幼稚園なので、保育料と入園料を合わせて月8,700円を上限に無償化されます。愛媛大学の規則では入園料が31,200円、保育料が年73,200円。入園料は入園した初年度に月割りして保育料に合算する形で無償化されるため、保育料と入園料の負担は残りません。実際に納めるのは、出願時の検定料と、入園後の実費です。実費の内訳と金額は公式の資料に載っていないため、入園説明会で確かめてください。

言葉だけだと分かりにくいので、初年度に実際どうなるかを図にします。

入園1年目の毎月のイメージ

保育料(月あたり)

6,100円

年73,200円 ÷ 12

+

入園料(月割り)

2,600円

31,200円 ÷ 12か月(4月入園)

=

合わせて

8,700円

1か月あたり

無償化でカバーされる上限 月8,700円

上限の8,700円にちょうど収まります。保育料と入園料の負担は残りません。

愛媛大学の規則の額(入園料31,200円、保育料年73,200円)で、4月に入園した場合の計算です。額は改定される年もあります。検定料と、入園後の実費は無償化の対象外です。

無償化を受けるには市区町村への手続きが必要です。申請には自治体ごとの期限があるので、入園が決まったら住んでいる市区町村の窓口で手続きの時期を確かめてください。

費目 金額(国の標準額・目安) 無償化
検定料 1,600円 対象外
入園料 31,200円 無償化対象(初年度月割り)
保育料(年額) 73,200円 無償化対象
その他(内訳は公式に記載なし) 実費 対象外

費用の額は愛媛大附属の公式サイトには掲載がなく、国の標準額をもとにした目安です。実際の金額は募集要項や園への確認で最新をご確認ください。月々の負担がほとんど残らないのは、国立を選ぶいちばん大きな理由です。

ライター

浮いた学費を絵本や家族のおでかけに回せるのは、うれしいですね。

自分らしさを育てる自由遊び中心の保育

愛媛大附属の保育は、子どもが自分で選んだ遊びを深めるなかで、興味や考える力を育てていきます。

園が育てたい姿は「元気でがんばる子」「思いやりのあるやさしい子」「よく考え工夫する子」の3つです。文字や数を一斉に教え込む保育ではありません。身近なものや自然に好奇心をもって関わり、考えたりつくり出したりする力を、遊びのなかから引き出します。附属幼稚園ならではの関わりも豊かです。教育学部の学生が教育実習に入り、園は保育の研究とその実証を担う場でもあります。愛媛教育研究大会や公開保育もあり、大学の学びと日々の保育が結びついています。保護者の声にも、参観ではなく「参画日」という親子参加型の行事があると語られています。

附属小学校への内部進学・連絡入学の本当のところ

愛媛大附属からは附属小学校への連絡入学の道がありますが、そのまま全員が無条件で上がれると決まっているわけではありません。

附属小学校の児童募集の公示には、募集人員「96名程度」のなかに「附属幼稚園からの入学者を含む」と書かれています。つまり卒園児は、外からの受験生とは別に、この枠の内数として位置づけられています。ただし附属幼からの入学者の人数や条件、審査の有無は公表されていません。附属小も選考期日と合格発表を設ける形式で、詳しい手続きは窓口で配られる募集要項に委ねられています。「附属に入れば小学校まで自動で上がれる」と考えるのは早計です。連絡入学の仕組みはありますが、条件までは公表されていないと理解したうえで、進学の見通しは園に直接たしかめておきましょう。

12月の選考と親子面接で決まる令和9年度の日程

愛媛大学教育学部附属幼稚園の選考をイメージした親子と先生

愛媛大附属の入園選考でまず押さえたいのは、願書が10月の見学会で配られ、選考は12月という流れです。

令和9年度(2027年4月入園)の公示によると、園見学会が10月、出願が11月、選考と合格発表は12月に行われます。願書と募集要項は、園見学会に参加した家庭に配付されます。見学会に行けない場合は、公示に「事前の申し出により対応する」とあるので、当日より前に園へ相談します。募集人員は3歳児24名です。園は、各学年24名となる組織改編を学年進行で進め、令和11年度に完成する予定だと告知しています。倍率は公表されていません。

見学会は10月、選考は12月というスケジュール

令和9年度入園は、10月の園見学会から始まり、12月に選考と合格発表まで進みます。

3歳児(3年保育)を24名募集します。おおまかな流れは次のとおりです。

日程(令和9年度入園) 内容
2026年10月8日(木)・19日(月) 園見学会(この場で願書・募集要項を配付)
2026年11月2日(月)・4日(水) 出願の受付
2026年12月1日(火)・2日(水) 選考(出願時に指定した日時)
2026年12月2日(水) 合格発表
2026年12月3日(木) 合格者の招集

1年の流れで見ると、動きだす時期がつかみやすくなります。

令和9年度入園までの流れ

5月

新入園の公示

令和9年度は5月1日に公式サイトへ。まずここを確認します。

10月

園見学会(願書の配付)

10月8日・19日。ここで願書と募集要項が配られます。

11月

出願の受付

11月2日・4日。選考の日時をこのとき指定します。

12月

選考(2日間)

12月1日・2日。指定した日時に受けます。

12月

合格発表

12月2日に発表され、翌3日に合格者の招集があります。

令和9年度入園の日程です。年度によって変わります。最新は公式サイトの公示でご確認ください。

秋の入試を思い描いていると、10月の見学会を見落として出願そのものができなくなります。5月の公示が出たら、見学会の日をすぐ押さえておきましょう。

令和9年1月・4月の転編入園も同じ日程

新入園とは別に、現3歳児(令和4年4月2日から令和5年4月1日生まれ)の転編入園も募集されています。2026年9月1日に公示されたもので、人数は若干名です。

見学会・出願・選考の日程は新入園と同じです。園見学会が10月8日と19日、出願が11月2日と4日、選考が12月1日と2日。合格発表は12月2日、合格者の招集は12月3日です。

入園する日は令和9年1月12日の第3学期始業式か、令和9年4月の第1学期始業式のどちらかを家庭が選びます。ただしこの生年月日を対象にした編入の期日は令和9年度の第1学期始業式までで、令和9年度の第2学期始業式にあたる募集は行われません。年少のうちに移るなら、この募集が最後の機会になります。

選考で見られるのは日ごろの生活習慣

選考で見られるのは、特別な受け答えより毎日の暮らしの積み重ねです。

愛媛大附属は選考の内容を公式には公表していません。願書とあわせて配られる募集要項に手続きが示される形です。一般には、自由遊びのなかでの行動観察と発育の確認、それに親子面接で進むとされ、いわゆるペーパーテストは課されないと言われます。いずれも二次的な情報なので、実際の内容は見学会での説明や配付資料でご確認ください。

見られるのは、初めての場で自然にふるまえるか、先生の声かけに応じられるか、年齢相応に体を動かして遊べるか、といった姿です。園が育てたいのは「自分らしさを生かし、ともに生活を楽しむ」子ども。面接で家庭学習の量を語るより、遊びのなかで子どもが夢中になった場面を話すほうが、園の方針とかみ合います。奇をてらった対策より、あいさつや順番待ち、身のまわりの片づけといった生活の基礎を整えるほうが役に立ちます。

ライター

私は「願書は出願のころにもらえばいい」と思い込んでいました。ところがこの園は、10月の見学会で願書が配られる。それを知ったのは夏の終わりで、あわてて日程を書き写した手帳を、その晩は何度も見返しました。結局、朝のあいさつと、脱いだ靴をそろえることを毎日続けただけです。詰め込むより、気づいた日から動きだせばよかったのだと、終わってから思います。

松山の幼児教室と通信教育で入園準備

家庭で愛媛大学教育学部附属幼稚園の受験準備に取り組む親子

教室に通うか家で進めるかは、送迎の時間と月謝を見て選べます。

松山市内で「幼稚園受験コース」を掲げる教室は、松山市駅近くのチャイルド・アイズがおもな選択肢です。1歳半から3歳を対象にした幼稚園受験コースがあり、知能育成の教材を使って考える力や生活習慣を育てます。大手のなかには四国に教室がないところもあり、松山では通える受験教室が多くありません。

通うなら、毎週の送迎と月謝がかかります。きょうだいがいる家庭は、下の子を連れて往復する時間も見ておきましょう。

愛媛大附属の選考では、生活習慣や親子の関わり、体を動かす遊びが見られます。教室に通う家庭も通わない家庭も、準備の中心は毎日の暮らしです。

家庭で整えておきたい身のまわりのこと

選考で見られるのは特別な技能ではなく、この年齢で身についているとよい生活の基礎です。

入園までに整えておきたいこと

  • ✓朝のあいさつと、呼ばれたら返事をする
  • ✓脱いだ靴を自分でそろえる
  • ✓上着やズボンの着脱を自分でやってみる
  • ✓遊んだあとに片づける
  • ✓順番を待つ、おもちゃを貸し借りする
  • ✓親と離れて過ごす時間に少しずつ慣れておく

どれも一日でできるようになることではありません。児童館や園庭開放で親以外の大人やお友だちと過ごす時間を重ねておくと、初めての場所でも子どもが落ち着いて動けます。

まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣づくり

行動観察や親子面接で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで少しずつ育っていきます。

こどもちゃれんじでは、年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)を使って、あいさつや身のまわりの片づけを遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、他の通信教育にはないこどもちゃれんじならではの強みです。

≫ こどもちゃれんじの口コミはこちら

≫ こどもちゃれんじの公式サイトはこちら

思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス

日々のやりとりで育つ考える力は、良質な教材でさらに伸ばせます。

こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会は公式サイトのフォームから申し込めます(締切は毎月15日)。

≫ モコモコゼミの口コミはこちら

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松山市内の指定校区と送迎必須の通園、共働きの現実

愛媛大学教育学部附属幼稚園へ送迎する松山の親子

愛媛大附属に通うには、松山市内の決められた小学校区に住んでいることが前提で、送りむかえは保護者が担います。

通園区域は松山市内の指定公立小学校区で、番町や道後、久米、石井など、およそ40の校区が対象です。送迎バスはなく、園に駐車場もありません。いま校区の外に住んでいても、入園の期日までにその校区へ引っ越して住むと確約できれば出願できます。附属小学校へ連絡入学したあとの通学区域とも重なります。引っ越しの予定がある家庭は、住む場所と通園の条件を早めにたしかめておきましょう。

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