宮城教育大学附属幼稚園、気になっていても「倍率は高いの?学費は?面接では何を見られる?」と迷いますよね。
結論から言うと、この園は仙台市中心部の文教地区にありながら、保育料も入園料も無償化対象で、自由な遊びを大切にする研究園です。選考はペーパーではなく、諸観察と親子面接が中心。ただし通園区域は直線3km圏内と狭く、自家用車の送迎は原則禁止という注意点もあります。
学費や秋の選考、附属小への連絡進学、共働き家庭が知っておきたい通園事情まで、公式情報をもとに一つずつ確認していきましょう。
二人の子どもの附属幼稚園受験を経験した私も、この園の自由な雰囲気がずっと気になっていました。
この記事でわかること
- ✓保育料も入園料も無償化、自己負担は検定料と実費だけ
- ✓大学と連携した研究園で、主体性を育てる遊び中心の保育
- ✓附属小の第1次選考に受かれば第2次が免除される連絡進学
- ✓諸観察と親子面接という選考の中身と、秋のスケジュール
- ✓通園区域3km・自家用車は原則禁止という通園面のハードル
仙台の文教地区で自由な遊びを育む宮城教育大附属
宮城教育大学附属幼稚園は、保育料も入園料も無償化対象で、子どもが夢中になって遊び込む環境を大切にする研究園です。
場所は仙台市青葉区上杉。仙台駅から北へ約2.5km、県庁や市役所にほど近い住宅地にありながら、附属小学校・附属中学校と同じ区域にそろう静かで恵まれた文教地域です。歴史も古く、母体の附属小学校は明治7年に創設され2024年に150周年を迎えました。幼稚園はその中に昭和10年に設けられ、昭和42年から宮城教育大学の附属となっています。教育目標は「夢中になって遊び込める環境を通し、心豊かで、主体性・協同性を発揮できる子どもを育てる」こと。一斉のお稽古よりも、子どもが自分でやりたい遊びに没頭する時間を大切にする、自発的な遊び中心の保育です。
保育料も入園料も無償化、自己負担は検定料と実費
保育料と入園料はどちらも無償化の対象なので、実質的な負担は検定料と毎月の実費だけです。
国立大学附属幼稚園の保育料は月あたり約6,100円(年約73,200円)、入園料は31,300円が標準ですが、どちらも幼児教育・保育の無償化の対象です。入園料は在籍月数で月割りして保育料に合算され、国立の上限内で給付されます。実際に払うのは、出願時の入園検定料1,600円と、在園中の教材費や用品代などの実費です。公式が示す諸経費の例では、学年・教材費が年額12,500円、新学期用品が約7,000円となっています。
| 項目 | 金額 | 無償化 |
|---|---|---|
| 検定料 | 1,600円 | 対象外 |
| 入園料 | 31,300円(標準額) | 無償化対象 |
| 保育料 | 月およそ6,100円(標準額) | 無償化対象 |
| 教材費・用品ほか | 年およそ2万円前後 | 実費 |
保育料と入園料の実額は公式サイトに明示がなく、年度でも変わることがあります。正確な金額は募集要項で確認してください。
大学と連携した研究園で自由な遊びを大切にする
宮城教育大附属は、大学と連携して幼児教育の研究を進める研究園です。
宮城教育大学の学生が教育実習を行う場であり、県内の幼児教育機関と連携した実践研究もおこなっています。目指す子ども像は「元気な子ども」「やさしい子ども」「考える子ども」の3つ。異年齢の子どもが一緒に遊ぶ経験や、学級活動「お日さまタイム」を通して、義務教育につながる土台をつくります。口コミでも、子どもの意思を尊重して自由な遊びから創造力を育てる方針に、好意的な声が目立ちます。
附属小へつながる連絡進学は第2次選考の免除
宮城教育大附属には、附属小学校への連絡進学の制度があります。ただし全員が無条件で進めるわけではありません。
募集要項によると、連絡進学は附属小学校の第1次選考に合格した子どもについて、第2次選考を免除して入学を許可するという趣旨の制度です。つまり第1次選考そのものは受ける必要があり、そこを通れば第2次が免除される優遇と考えると分かりやすいです。附属幼から附属小への道筋が早くから見えているので、進学の見通しを立てやすくなります。
連絡進学のしくみ
第1次選考で不合格の場合は、進学が保証されるわけではありません。「全入」ではない点にご注意ください。
「全入」ではないので、連絡進学の中身は募集要項でしっかり確かめておきましょう。
諸観察と親子面接が中心の宮城教育大附属の選考
宮城教育大附属の選考はペーパーではなく、諸観察と幼児・保護者の面接が中心です。
例年、本募集(一次)は秋のサイクルで、募集要項の記述から一次の入園選考は9月ごろにおこなわれています。そこで欠員が出た場合の二次募集は、12月に選考です。実際に令和8年度の二次募集では、11月中旬に願書を配り、11月下旬に出願、12月9日に選考という流れでした。選考は諸観察と、幼児と保護者への面接で構成されます。次の令和9年度入園(2027年4月)の日程は、まだ公示されていませんが、例年この流れです。
宮城教育大附属の入園までの流れ(例年の目安)
一次(本募集)の選考
主となる募集です。この段階で諸観察と親子面接を受けます。
二次募集の願書配付・出願
一次で欠員が出た年に実施。11月に願書配付と出願があります。
二次募集の選考
令和8年度は12月9日に実施。一次と同じく諸観察と親子面接です。
合格発表
選考後に郵送で通知。合格者は新入園児保護者会に招かれます。
例年の目安です。令和9年度入園の日程はまだ公示されていません。年度によって変わるので、最新は公式サイトでご確認ください。
募集人数は年度で動きます。令和8年度の二次募集は3年保育3歳児が2名、2年保育4歳児が33名でした。応募者数や倍率は公式には非公開なので、数字の推測はせず、最新の募集要項で確認するのが確実です。
生まれ月にとらわれない普段の姿がポイント
選考はペーパーテストではなく、遊びや生活の中の自然な姿を見る諸観察と、親子の面接が中心です。
見られるのは、名前を言えるか、あいさつができるか、お友だちと遊べるか、先生の話を聞けるかといった年齢なりの基本的な姿です。保護者の面接では、家庭の教育方針や園への理解が問われます。園の教育目標を自分の子育ての言葉で語れるようにしておくと、面接でも落ち着いて話せます。
むずかしい対策より、名前とあいさつ、お友だちと遊べることを普段から大事にしていました。
仙台市の幼児教室と通信教育で対策する
仙台市には附属幼稚園受験の専門教室はほとんどなく、送迎の負担を考えると家庭でできる通信教育も向いています。
仙台市内には、こどもクラブ仙台広瀬通教室のような幼児教室や、ベビーパークのような0歳からの親子知育教室があります。ただ、附属幼稚園受験を専門にうたう教室は見当たらず、多くは知育や小学校受験が中心です。宮城教育大附属の選考は諸観察と親子面接が中心で、高度なペーパー対策は必要ありません。附属の対策に対応できるかは、教室ごとに確かめてください。
教室に通うと毎週の送迎が必要で、下の子がいれば負担はさらに大きくなります。宮城教育大附属の対策は、生活習慣や親子の関わりが土台。だからこそ、家庭で取り組める通信教育なら、送迎に使う時間をそのまま準備に回せます。
幼児教室のデメリット
- ×平日夕方や休日に毎週の送迎
- ×月謝が高くなりがち
通信教育のメリット
- ✓送迎不要で自宅で完結
- ✓生活習慣づくりを遊びながら
まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣の土台づくり
諸観察で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びの中で育てるのが確実です。
年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや順番を待つ姿勢を遊びながら身につけられます。おもちゃの貸し借りや片付けなど、附属の諸観察で見られる基本が、しまじろうとの遊びの中で自然に育ちます。
思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス
面接や諸観察で問われる「自分で考える力」は、良質な教材で伸ばせます。
こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備が進みます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本なので、気軽に試せます。
通園区域3km・自家用車禁止の宮城教育大附属の通園事情
通園は園から直線でおおむね3km以内に住んでいることが条件で、保護者の送迎が基本です。
通園区域は、園より直線距離でおおむね3km圏内に保護者とともに住んでいることが条件です。住民票だけでなく、実際に生活の拠点があることが求められ、区域外の場合は事前の相談が必要です。登降園は徒歩が原則で、自転車や路線バスの利用も認められています。園まで通える範囲かどうかを、出願前に必ず確かめておきましょう。
自家用車は原則禁止、共働きは送迎の工夫を
園には駐車場がなく、自家用車での送迎は原則として禁止されています。
自家用車の送迎は原則禁止で、選考や出願のときも車での来園は控えるよう案内されています。ただし居住地が直線でおおむね1.5kmを超え、園が認める区域の場合は、申請により自家用車の送迎が許可されることがあります。その場合も園までの乗り入れは原則できず、契約駐車場などの確保が前提です。保育時間や預かり保育の詳細は公式サイトで案内されておらず、口コミでは降園が13時ごろという声もあります。フルタイムの共働きなら、送迎や降園後の預け先の工夫が要りますので、最新の要項で確かめてください。
上の子の附属も車で送れなくて、毎日ちゃんと通えるか本当に不安でした。でも徒歩の行き帰りが、その日の出来事を話す親子の時間に変わって、今ではいい思い出です。
未就園児は園庭開放とちびっこにこにこタイムへ
入園前に園の様子を知るなら、未就園児向けの催しに参加するのが近いです。
宮城教育大附属では、未就園児向けの園庭開放、「ちびっこにこにこタイム」、未就園児保育参観を用意しています。園庭で遊んだり保育を見学したりしながら、先生や在園児の雰囲気、上杉の落ち着いた環境を直接確かめられる機会です。通園区域や選考の相性を考えるうえでも、一度足を運んで園の空気を感じておくと、出願の判断がしやすくなります。日程は公式サイトで案内されるので、早めにチェックして参加してみてください。
宮城教育大学附属幼稚園に関するよくある質問
Q 選考では何をしますか? 面接はありますか?
A ペーパーテストではなく、遊びや生活の様子を見る諸観察と、幼児・保護者の面接が中心です。名前やあいさつ、お友だちと遊べるかといった年齢なりの姿と、家庭の教育方針が見られます。
Q 倍率はどのくらいですか?
A 応募者数や倍率は公式に非公開です。令和8年度は本募集の後に二次募集(3歳児2名・4歳児33名)も行われました。募集人数は年度で変わるため、最新の募集要項で確認してください。
Q 附属小学校にそのまま進学できますか?
A 連絡進学の制度がありますが、全員が無条件で進めるわけではありません。附属小の第1次選考に合格した子どもについて、第2次選考が免除される仕組みです。詳しくは附属小の募集要項で確認してください。
Q どこから通えますか? 車で送迎できますか?
A 園から直線でおおむね3km以内に保護者とともに住んでいることが条件です。登降園は徒歩が原則で、自転車や路線バスも使えます。自家用車の送迎は原則禁止で、園に駐車場はありません。1.5kmを超える認定区域は申請で例外が認められる場合があります。
Q 共働きでも通えますか? 預かり保育はありますか?
A 預かり保育や保育時間の詳細は公式サイトで案内されておらず、口コミでは降園が13時ごろという声があります。専用の送迎バスの有無も公式には案内がなく、登降園は保護者の送迎が基本のため、フルタイムの共働きは送迎や預け先の工夫が必要です。最新情報は園に確認してください。
Q 毎月の費用はどれくらいですか?
A 保育料(標準で月およそ6,100円)と入園料(標準31,300円)はどちらも無償化の対象です。自己負担は出願時の検定料1,600円と、教材費や用品代などの実費です。実額は年度で変わることがあります。
Q 入園前に園を見学できますか?
A 未就園児向けの園庭開放、ちびっこにこにこタイム、未就園児保育参観があります。園の雰囲気や環境を直接確かめられるので、日程を公式サイトで確認して参加してみてください。
過去問を書籍で入手する
附属幼稚園の過去問セットも市販されています。内容は一般的な出題パターンが中心で、価格はやや高めです。
宮城教育大学附属幼稚園【宮城県】 最新 過去問題集
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宮城教育大学附属幼稚園の受験対策まとめ
宮城教育大学附属幼稚園は、仙台の文教地区にありながら保育料も入園料も無償化で、子どもの主体性を大切にする研究園です。選考は諸観察と親子面接が中心で、附属小への連絡進学の道筋も用意されています。
- 1保育料も入園料も無償化。自己負担は検定料と実費だけです。
- 2選考は諸観察と親子面接。附属小の第1次に受かれば第2次が免除されます。
- 3通園区域3km・自家用車は原則禁止。共働きは送迎の工夫を。
選考はペーパーではなく、生活習慣と親子の関わりが土台です。幼児教室への送迎が難しくても、家庭での習慣づくりと通信教育で、必要な力は育てられます。
自宅での受験準備の第一歩として、まず取り入れたいのがこどもちゃれんじです。年齢別に設計されたエデュトイが毎月届き、遊びながら生活習慣の土台づくりができる点は他の通信教育にはない強みです。
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