「倍率が高そう」
「共働きで大丈夫?」
「何を準備すれば?」
そんな不安を抱える保護者の方へ。
上越教育大学附属幼稚園受験は、正確な情報収集と段階的な準備で合格を目指せます。
園独自の「遊び込む力」の教育理念、面接+抽選の選考制度、送迎必須などの通園制約を理解し、年齢別の準備ロードマップに沿って進めれば、共働き家庭でも十分に対応可能です。
公式募集要項に基づく正確な情報をもとに、お子さんの可能性を最大限に引き出す受験準備を始めましょう。
- 「遊び込む力」を重視し、面接+抽選の選考制度を採用
- 合否のカギは〈生活習慣〉〈母子分離〉〈家庭の教育姿勢〉。
- 年齢別準備ロードマップで今すぐ確認を。
0〜3歳別ロードマップ|共働きでも間に合う受験準備
上越教育大学附属幼稚園受験の準備は、送迎必須や水曜短縮保育といった制約を踏まえた計画が必要です。
共働きのご家庭でも段階的なアプローチで無理なく進められます。
0〜1歳の準備ポイント

生活リズムの安定が、すべての基盤になります。
0〜1歳では、規則正しい生活習慣の土台を築くのが最優先です。
早寝早起きのリズムを整え、授乳や離乳食の時間を一定にしましょう。
集団生活への適応力が自然に身につきます。
親子のスキンシップを大切にし、たくさん話しかけながら愛着関係を深めてください。
絵本の読み聞かせは言語発達の土台となるため、1日1冊は継続するよう心がけましょう。
共働きのご家庭では、朝と夜の15分間を濃密な親子時間として確保すれば、十分な準備ができます。
1〜2歳の準備ポイント

社会性の芽生えと基本的な生活習慣の確立に重点を置きます。
1〜2歳は、挨拶や返事の習慣を日常に取り入れる時期です。
他の子どもや大人との関わりを大切にしてください。
食事では、スプーンやフォークの正しい持ち方と姿勢を身につけましょう。
トイレトレーニングを段階的に始めれば、自立心を育めます。
手先の器用さを養うため、積み木遊びやシール貼りを取り入れるのが効果的です。

言葉の数を50〜100語程度、二語文が出始めるよう、日常会話を意識的に増やします。
失敗を恐れず、子どものペースに合わせて進めるのを心がけてください。
2〜3歳の準備ポイント

集団での行動と基本的な受け答えが身につく時期です。
2〜3歳では、他の子どもと一緒に遊べる力を育てましょう。
公園や児童館で積極的に他の子どもと関わる機会を作ってください。
自分の名前と年齢をはっきり言える練習を忘れずに行います。
運動面では、走る・跳ぶ・ボールを投げるといった基本動作を覚えます。
クレヨンやシール貼りなどの簡単な作業を取り入れれば、手先の動きが上達するでしょう。

早生まれのお子さんは月齢差を意識し、焦らずお子さんのペースに合わせて進めるのを心がけてください。
母子分離と生活習慣の準備

母子分離の成功は段階的な慣らしがポイントです。
段階的な分離練習で、お子さんが安心して一人で過ごせる力を育てます。
母子分離は幼稚園受験で大切な準備の一つです。
まず家庭内で短時間から始め、祖父母宅、一時保育、幼児教室と段階的に分離時間を延ばします。
「必ずお迎えに来る」約束を守り、戻った時はしっかり褒めてあげてください。
同時に、着替え・歯磨き・片付けなどの生活習慣を自分でできるよう練習しましょう。
一つの活動に集中して取り組む時間を少しずつ延ばせば、集中力と持続力が自然に身につくはずです。
共働き家庭の時間管理術
毎日の送迎必須と水曜短縮保育を前提とした準備体制の構築が欠かせません。
上越教育大学附属幼稚園は通園バスがないため、保護者による送迎が必須となります。
夫婦で送迎分担を含めた協力体制を作りましょう。
特に水曜日は12:00降園のため、勤務調整や預かり保育の活用が必要です。
預かり保育は定員24人の制限があるため、早めの申込みを心がけてください。
朝15分・夕方15分の親子遊び時間確保を目標とし、車での移動中に教育音楽を流すなどの工夫も効果的です。
園庭開放の「にこにこDAY」に参加し、園の雰囲気を体験する機会も積極的に活用しましょう。
上越教育大学附属幼稚園の特徴|教育方針・通園条件・募集要項
上越教育大学附属幼稚園は「遊び込む力」を育む独特の教育理念で知られる国立大学附属園です。
募集人数の少なさと地域制限により競争は激しく、通園には送迎が必須となります。
教育方針と向いている家庭
「太陽と土、水の大好きな子どもたち」を合言葉に、幼児の自発的な遊びを重視した保育を実践しています。
園長は「遊び込む力」について、「広い園庭と豊かな自然環境の中で、身体を動かし五感を働かせながら、自ら工夫して遊びを創り出す力」と定義しています。(引用:上越教育大学附属幼稚園公式サイト 園長あいさつ)
この力が思考力や社会性、継続してやり抜く力の土台となると考えられています。
本物に触れる体験と親子の触れ合いを大切にし、職員が一丸となって子ども一人一人の思いや育ちを支える方針です。
通園エリア・アクセス
住所 | 〒943-0815 新潟県上越市山屋敷町1番地 |
TEL | 025-521-3697 |
公式サイト | https://kids.juen.ac.jp/ |
上越市またはその周辺地域に保護者とともに居住し、保護者の責任において通園可能な家庭が出願条件です。
通園バスは運行しておらず、毎日の送迎が必要となります。
所在地は新潟県上越市山屋敷町1番地で、上越教育大学キャンパス内にあります。
豊かな自然環境に恵まれており、園舎の裏には大きな森があり、四季折々の自然と触れ合える環境が整っています。
送迎時間は保護者と担任が毎日顔を合わせて話ができる貴重な機会として位置づけられています。
募集人数・抽選の有無・願書提出日程
3歳児24名、4歳児5名程度、5歳児若干名の募集で、適格者が定員を超えた場合は公開抽選を実施します。
※以下は【令和5年度(2023年度)】入試の参考情報です。最新の募集日程は、毎年9月1日頃に配布される公式の募集要項で必ずご確認ください。
■出願資格
(1)年齢別募集人員
3歳児 24名
4歳児 5名程度
5歳児 若干名(2)出願期間
令和4年9月1日(木)~9月12日(月) 9時から16時まで ※土日及び祝日は除く
引用:令和5年度 上越教育大学附属幼稚園園児募集要項
選考は書類審査と面接を行い、その総合判定により適格者を選出します。
5歳児は原則として市外からの転入に限定されています。
過去の倍率と人気の背景
公式な倍率データは公表されていませんが、4歳児募集が5名程度と特に狭き門となっています。
人気の背景には附属小学校への連絡進学制度があり、希望者は原則として進学できる点があります。
また、国立大学附属園として先導的な幼児教育の実践や、教育実習園・研究園としての役割を担っており、質の高い教育環境が評価されています。
豊かな自然環境と「遊び込む力」を重視した教育方針に共感する家庭からの支持を集めています。
募集要項は例年9月1日に配付開始となるため、早めの情報収集が欠かせません。
費用・保育料・預かり保育の利用条件
入園料31,200円、保育料年額73,200円で、幼児教育無償化の対象となります。
※最新金額は変更の可能性があります。
項目 | 金額 | 備考 |
---|---|---|
入園料 | 31,200円 | 令和4年度実績 |
保育料 | 年額73,200円(月額6,100円) | 令和4年度実績 |
預かり保育 | 月額8,000円(通年利用) | 定員24人 |
預かり保育 | 1回450円(一時利用) | 18時以降は追加100円 |
預かり保育は7:40〜19:00で実施されますが、定員24人の制限があります。
週4回の給食(ハッピーランチ)があり、月1〜2回程度のお弁当デーも設けられています。
無償化制度の利用により一定限度額において費用負担が軽減されます。
試験内容と評価ポイント|行動観察・面接・家庭環境の見られ方
上越教育大学附属幼稚園の選考は書類審査と面接により適格者を選出し、定員超過時は公開抽選となります。
特別な能力よりも、年齢相応の発達と基本的な生活習慣が重視されます。
行動観察で見られる力と伸ばし方
公式募集要項では面接のみ記載されており、行動観察の詳細は明記されていません。
■選考方法
引用:令和5年度 上越教育大学附属幼稚園園児募集要項
書類審査及び面接を行い,その総合判定により適格者を選びます。適格者が定員を超えた場合は,公開抽選により合格者を決定します。
一般的な面接では、お子さんが自然な状態で他の子どもや先生と接する様子が確認されます。
おもちゃを取り合わずに順番を守れるか、他の子どもと並行して遊べるかが見られるでしょう。
自分から積極的に活動に参加する姿勢や、新しい遊びに興味を示す好奇心が大切です。
普段から公園や児童館で他の子どもと遊ぶ機会を増やし、家庭では簡単なルールのある遊びを取り入れてください。
保護者面接で聞かれる質問と答え方のコツ
志望理由と家庭の教育方針について、「遊び込む力」への理解を示した回答準備を進めてください。
面接では「なぜ当園を志望したのか」「お子さんの長所と課題は何か」「家庭での教育で心がけている点は何か」が中心になります。
園の「太陽と土、水の大好きな子どもたち」の方針への共感を具体的なエピソードで示してください。
共働きの場合、送迎体制や行事参加の計画について質問される可能性があります。
家族の協力体制を具体的に説明できる準備をしておきましょう。
教育実習園・研究園としての役割を理解し、大学と連携した教育研究への協力意志を明確に伝えましょう。
考査(入試)初体験の方におすすめしたいのが、自立するA4バックです。
待ち時間が長く、重宝します。上履き、水筒など、荷物が意外と増えるので、”大きめ高見えバッグ”が安心です。

子どもへの問いかけと自然な受け答え練習
名前・年齢・好きなものを、緊張せずにはっきり答えられる練習をします。
子どもへの面接では、基本的な受け答えができるかが確認されます。「お名前は何ですか」「何歳ですか」「好きな食べ物は何ですか」に、明瞭な声で答えられる練習をしましょう。
先生の簡単な指示(「赤いブロックを取ってください」など)を正確に理解し、行動できるかが評価されます。
「嬉しい」「困った」などの自分の気持ちを言葉で表現する練習を取り入れてください。
練習しすぎて機械的にならないよう、日常会話の延長として自然な受け答えを心がけていきましょう。
運動能力・言語力・数概念のテスト内容と対策
公式資料には詳細な試験内容の記載がないため、年齢相応の基本的な発達確認程度と考えられます。
一般的な幼稚園面接では、基本的な発達状況が確認される場合があります。
普段の公園遊びや親子の会話で十分身につく力ばかりなので、焦らず毎日少しずつ練習していきましょう。
3歳児の発達チェック表
分野 (評価項目) | 確認される内容 (どんなテストがあるか) | 家庭での準備方法 (今からできること) |
---|---|---|
基本運動 体を動かす力 | ・歩く・走る・止まる・両足ジャンプ ・ボール遊び・階段昇降 ・バランス感覚の確認 | ・公園での外遊びを増やす ・かけっこ・ボール遊びを楽しむ ・階段の昇り降り練習 |
手先の器用さ (巧緻性) | ・クレヨンで丸を描く・シール貼り ・積み木積み・ボタン操作 ・先生の真似をして形を作る | ・お絵かき・工作遊びを増やす ・ボタンのある服で練習 ・シール貼り・折り紙遊び |
言語発達 おしゃべりの力 | ・名前・年齢・好きなものを言う ・簡単な挨拶・返事 ・先生との簡単なやりとり | ・日常会話を増やす ・絵本の読み聞かせ ・挨拶の習慣づけ |
数の概念 かずや色の理解 | ・1〜3の数唱・大小の区別 ・基本色・基本図形の識別 ・色や形の名前を答える | ・数え歌・おもちゃの分類 ・色や形の名前を教える ・日常生活で数を意識する |
願書・志望理由書の準備ポイント
園の「遊び込む力」の教育理念と家庭の価値観の一致点を明確に示しましょう。
園との価値観の一致を確認するため、ホームページやパンフレットで園の理念をよく読み込みます。
説明会や「にこにこDAY」での体験談を盛り込むと、園への理解と熱意が伝わるでしょう。
お子さんの個性を魅力的に伝えるため、長所と課題の両面を成長エピソードと共に説明しましょう。
客観的な分析力を示しながら、お子さんの魅力を肯定的に表現してください。
教育実習生の受け入れや研究活動への協力姿勢を明記することも大切です。
誤字脱字の確認、適切な敬語の使用、読みやすさを心がけます。
家庭でできる準備と生活習慣の作り方
お子さんが楽しみながら続けられる環境作りが基本です。短時間でも質の高い学習時間を確保しましょう。
特別な教材がなくても、日々の暮らしの中にたくさんの学びがあります。
料理のお手伝いで数の概念を、お買い物で社会性を、散歩で観察力を育てられるでしょう。
単なる読み聞かせから、読後の対話を大切にする読書スタイルに変えてみてください。
読み終えた後に「どの場面が好きだった?」「どんな気持ちかな?」と話し合う習慣をつけると、言葉の力が伸びていきます。
知育教材の選び方
知育教材を選ぶ時は、年齢に適しているか・続けられるか・親子で楽しめるかを重視しましょう。
例えば、「モコモコゼミ」は小学校受験でも有名なこぐま会とSAPIXによる初の幼児向け教材で、受験対策に役立ちます。≫モコモコゼミ公式
教材の比較はこちらの記事を参考にしてください。

よくある不安にお答えします|共働き・倍率・併願戦略

幼稚園受験を検討する保護者の方から寄せられる代表的な不安や疑問にお答えします。
特に共働き家庭の合格可能性や高倍率への対処法について、具体的な事例とともに解説。
Q: 共働きでも合格できますか?
共働き家庭でも十分に合格可能です。 ただし送迎必須と水曜短縮保育への対応が必要です。
夫婦での送迎分担体制の確立が欠かせません。
特に水曜日は12:00降園のため、勤務調整や預かり保育(定員24人)の早期申込みが必要となります。
朝15分・夕方15分の集中時間確保を目標とし、限られた時間で質の高い親子遊び時間を作りましょう。
園庭開放の「にこにこDAY」に参加し、園の教育方針への理解を深めてください。
むしろ共働きの経験が、お子さんの自立心や社会性を育てる要素としてプラス評価される場合も多いのが現実です。
Q: 倍率が高くて無謀ではないですか?
面接準備をしっかり行えば十分に合格可能性があります。
書類審査と面接で適格者を選出後、定員超過時のみ抽選となります。
■選考方法 書類審査及び面接を行い,その総合判定により適格者を選びます。適格者が定員を超えた場合は,公開抽選により合格者を決定します。
引用:令和5年度 上越教育大学附属幼稚園園児募集要項
完全な運任せではなく、面接での適格者判定が重要な要素です。
年齢相応の発達と基本的な生活習慣の確立に重点を置いた準備を進めれば、倍率に関係なく堂々と受験に臨めます。
家族全員で一つの目標に向かって過ごした時間は、結果にかかわらず貴重な経験となるでしょう。
Q: 私立・公立との併願はどうすればいいですか?
併願は可能ですが、居住地制限と送迎制約を考慮した戦略が必要です。
上越市周辺という地域限定のため、選択肢が限られます。
選考日程の重複を避ける点が最も大切です。
各園の特色を理解した上で、優先順位を明確にしましょう。
上越教育大学附属幼稚園は居住地制限があるため、地域内の幼稚園との併願戦略を立てる必要があります。
送迎必須という制約も考慮し、通園可能な範囲内での併願を検討してください。
国立は面接+抽選要素があり、私立は実力重視の傾向が見られます。
第一志望を明確にした上で、無理のない範囲での併願戦略を立てることをおすすめします。
Q: 上越市外からでも受験できますか?
上越市またはその周辺地域への居住が出願の必須条件です。 入園後の転居計画が必要となります。
■出願資格
引用:令和5年度 上越教育大学附属幼稚園園児募集要項
入園後、上越市又はその周辺の地域に保護者とともに居住し、保護者の責任において通園させることが可能である者
現在他地域にお住まいの場合、入園までに対象地域への転居が必要です。
「その周辺地域」の具体的な範囲については、園に直接確認をおすすめします。
転居を伴う受験となるため、住宅確保や転職なども含めた総合的な計画が必要となるでしょう。
Q: 4歳児での入園は現実的ですか?
4歳児募集は5名程度の超狭き門のため、3歳児入園が現実的です。 募集人数の大きな差があります。
3歳児24名に対し4歳児はわずか5名程度の募集となっています。
競争倍率を考慮すると、3歳児での入園を第一選択肢として検討することをおすすめします。
4歳児入園を希望する場合は、より入念な準備と併願戦略が必要となるでしょう。
早めに園の教育方針を理解し、お子さんとの適合性を十分に検討してください。
附属小学校への連絡進学制度を活用するためにも、早期入園の検討が戦略的に有利といえます。
その他のよくある質問
内部進学について|附属小学校への道筋

修了後、附属小学校への進学を希望する場合は「原則として連絡進学の扱い」が可能です。
■附属小学校への進学
引用:令和5年度 上越教育大学附属幼稚園園児募集要項
修了後,附属小学校に入学を希望する者は,原則として連絡進学の扱いができます。
連絡進学制度により、幼稚園から小学校への進学がスムーズに行われています。
附属小学校は上越教育大学と一体となって教育理論及び実践に関する研究を行っており、質の高い教育環境が継続されます。
ただし、詳細な進学条件や手続きについては公式資料に明記されていないため、入園後に園に直接確認が必要です。
小学校進学を見据えた長期的な教育計画を立てられる点が、多くの保護者に評価されています。
今すぐ始める3つのアクション

上越教育大学附属幼稚園受験の準備は、現在のお子さんの状況把握から始まります。
適切な情報収集と計画的な取り組みで、合格に向けた道筋を明確にしましょう。
【Step1】にこにこDAYと園見学の申込み
園の雰囲気や教育方針を直接確認できる貴重な機会です。
園庭開放の「にこにこDAY」は、例年5月〜2月の指定日に開催されています(時間帯は9:30〜14:00が一般的です)。
※年度によって開催日・時間が異なる場合がありますので、最新の開催日程や開催有無は必ず園の公式サイトまたは直接園にお問い合わせのうえご確認ください。
ブランコやジャングルジム、砂場で自由に遊べます。お子さんの園への適応度を確認する絶好の機会となるでしょう。
また、個別の園見学も受け付けているため、電話(025-521-3697)で相談してください。
参加時は、教育方針の確認・施設環境・先生の対応を重点的にチェックし、お子さんの反応も園選びの判断材料として活用しましょう。
他の保護者との情報交換も良い機会になります。
【Step2】9月1日募集要項配付への準備体制確立
3歳児と4歳児を募集しています。例年、9月1日に翌年度入園の募集要項を配付しています。
引用:上越教育大学附属幼稚園公式サイト
例年9月1日の募集要項配付開始に向けた情報収集体制を整えましょう。
募集要項は例年9月1日から園で配付開始となります。
令和5年度実績では、出願期間9月1日〜12日、面接9月16日、合格発表9月20日でした。
短期間での手続きとなるため、確実な情報収集が欠かせません。
最新の日程は必ず募集要項で確認し、変更情報に迅速対応できる体制を作っておきましょう。
【Step3】送迎・預かり保育体制の事前確認
毎日の送迎必須と水曜短縮保育への家族サポート体制を今から準備しましょう。
通園バスがないため、毎日の送迎が必要となります。
夫婦での分担計画と、どちらかが対応できない場合のバックアップ体制を整えておきましょう。
特に水曜日は12:00降園のため、勤務調整が必要です。
預かり保育は定員24人の制限があるため、利用希望の場合は競争になる可能性があります。
祖父母や親族への協力依頼、ファミリーサポートの事前登録など、複数の選択肢を準備してください。
保護者専用駐車場の利用方法についても事前に確認しておくと安心です。
まとめ
上越教育大学附属幼稚園受験は、面接による適格者選出と抽選要素が合否を分ける独特の選考制度です。
「遊び込む力」を重視した教育方針への理解と、送迎必須・水曜短縮保育・預かり保育定員制といった制約への対応準備が欠かせません。
3歳児24名、4歳児5名程度の狭き門ですが、年齢相応の発達と基本的生活習慣の確立に重点を置いた準備を進めれば十分に合格可能性があります。
附属小学校への連絡進学制度も魅力の一つでしょう。
まずは「にこにこDAY」に参加し、園の雰囲気を直接体験することから始めてください。
過去問を書籍で入手する

上越教育大学附属幼稚園受験に向けた準備サポート
お子さんの自主性と考える力を育てるため、家庭学習の補助として通信教育や幼児教室を検討するご家庭も多くいらっしゃいます。
園の教育方針に合った教材選びで、お子さんの個性をさらに伸ばしてあげましょう。

考える力を育てる通信教育
「モコモコゼミ」(思考力重視の幼児教材)
こぐま会とSAPIXが監修する幼児向け通信教育で、暗記ではなく「考える力」を重視した構成が特徴です。
お子さんが自分で試行錯誤しながら答えにたどり着く体験を大切にしており、附属幼稚園が目指す「自らの課題を解決していこうとする力」の土台作りに役立ちます。