福井大学教育学部附属幼稚園 は、福井市二の宮にある、国立大学の附属幼稚園です。幼児にとって身体的・精神的に無理がないと認められる範囲(通園時間は30分以内) に 保護者とともにお住まいのお子様が受験可能です。この記事では、福井大学教育学部附属幼稚園の受験対策、選考日、入園試験（考査）の傾向や、募集人数、内部進学の有無などの情報をまとめて解説します。
入園選考：2025年の9月まであと
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福井大学教育学部附属幼稚園 入園準備ガイド【2025年度試験・2026年度入学】
幼稚園受験は親にとって、そしてお子様にとっても大きな一歩です。「どうやったら合格できるのか？」「他の子供と差をつけるには？」という不安や疑問がつきものですよね。特に福井大学教育学部附属幼稚園は、教育理論を基にした特別な教育方針があり、多くの家庭が憧れを抱く幼稚園です。
2024年度（令和6年度）の試験は終了しましたが、来年度の試験に向けて今から準備を進めることが重要です。本記事では、福井大学教育学部附属幼稚園の「親子支援枠」を含めた入園試験の準備方法や注意点、そして来年度（2025年度試験、2026年度入学）に向けた対策をご紹介します。
福井大学教育学部附属幼稚園とは？
福井大学教育学部附属幼稚園は、幼児の成長をサポートするだけでなく、教育理論の実証的研究や教育実習を行うという特別な使命を持った幼稚園です。この幼稚園では、子どもが自ら遊びを通して成長し、社会性を身につけることを重視しています。集団生活を通じて得た力は、小学校、中学校へと続く基盤となり、将来の成長をサポートします。
- 所在地: 福井県福井市二の宮 4-45-1
- 連絡先: 0776-22-6687
- 募集枠: 一般枠と親子支援枠
- 保育料: 無償化対象
受験資格（令和６年参考例）
参考情報として、前回の受験資格は下記のとおりです。
1. 年齢要件
- 3年保育（3歳児）
令和3年4月2日から令和4年4月1日までに生まれた幼児が対象です。 - 2年保育（4歳児）
令和2年4月2日から令和3年4月1日までに生まれた幼児が対象です。
2. 通園条件
- 保護者と同居し、家庭から通園できること
自宅から幼稚園までの通園が、身体的・精神的に無理がない範囲内であることが求められます。通園時間の目安は30分以内です。
3. 付き添い
- 通園には責任を持って付き添うことができる人がいること
毎日、安全に幼稚園に通園できるよう、必ず保護者や家族が付き添う必要があります
親子支援枠とは？
親子支援枠は、お子様の成長や集団生活に不安を抱えているご家庭を対象に設けられた支援制度です。この枠は、幼稚園と保護者が一体となって、集団生活におけるお子様の適応を支援するものです。
親子支援枠の特徴
- 対象: 集団生活に不安を感じているご家庭
- 目的: 幼稚園と家庭が連携し、子どもの成長を支援する
- 内容: 福井大学教育学部や福井大学子どものこころの発達研究センターとの連携により、個別のサポートや相談活動を提供します。
Q: 親子支援枠はどのような家庭に向いていますか？
A: 子どもの発達や集団生活に対する不安を抱え、個別のサポートを希望するご家庭に適しています
2025年度試験に向けたスケジュール
福井大学教育学部附属幼稚園 入試の流れ
1. 説明会参加
7月中旬～下旬頃
入園に関する説明会が毎年7月に開催されます。この説明会では、幼稚園の教育方針や入園選考の詳細、願書の配布が行われ、保護者の疑問や不安を解消する重要な機会です。また、園見学が設けられており、園の雰囲気を直接感じることができます。
- 説明会開催日: （令和６年参考例）7月22日（月）
- 受付時間: 14:30～15:00（説明会は15:00から開始）
準備
説明会に参加する際は、事前に気になる質問をリストアップしておくと良いでしょう。また、お子様の同伴については事前に相談が必要です。
2. 子育て広場への参加
7月～9月
説明会後から、8月と9月にかけては「子育て広場」が定期的に開催されます。この広場では、親子で園庭や保育室を使って他の同年齢の子どもたちと遊ぶことができ、園の生活を体験する貴重な機会となります。お子様が園に慣れるきっかけを作りつつ、保護者同士の情報交換や育児に関する相談もできます。
- 子育て広場の開催日: （令和６年参考例）8月1日、8月8日、8月22日など（木曜日）
- 時間: 14:30～15:30
準備
事前予約が必要で、開催日の1週間前から前日までに電話で申し込むことが推奨されています（令和６年参考例）。
3. 願書受付期間
8月下旬～9月初旬
願書の受付は、例年8月下旬から9月初旬にかけて行われます。願書提出時には必要書類を揃え、指定の封筒に入れて郵送します。締切日を過ぎないように注意しましょう。
- 受付期間: （令和６年参考例）8月26日（月）～9月2日（月）消印有効
- 提出方法: 必要書類を揃え、簡易書留で郵送
必要書類（令和６年参考例）
- 入園願書（検定料振込受付証明書貼付）
- 志願者票
- 住民票（本人分のみ）
- 志願者票返信用封筒（角2封筒に470円切手貼付）
4. 入園選考日
9月中旬
入園選考は、9月中旬に行われます。選考は学力試験ではなく、子どもが集団生活に適応できるかを判断する内容です。自由遊びや運動遊びを通じて、子どもの自発性や協調性、身体能力などが観察されます。
- 選考日: （令和６年参考例）9月21日（土）
- 試験内容: 自由遊び、運動遊び、言葉でのやり取りなど。
準備
選考当日は、子どもがリラックスできるよう動きやすい服装（ズボンなど）で参加し、内ズックも持参してください。また、保護者は上履きを持参し、受験する子ども1名につき保護者2名までが同伴可能です（令和６年参考例）。
5. 合格発表
9月下旬
合格発表は、選考日の約1週間後に行われます。合格者の受付番号が福井大学教育学部附属幼稚園の公式ホームページに掲載されます。親子支援枠での応募か一般枠での応募かの区別は公表されません。
- 合格発表日: （令和６年参考例）9月27日（金）10:00
- 発表方法: 幼稚園のホームページに合格者の受付番号を掲載
6. 合格手続き
9月下旬
合格通知書の受け取りや、事務手続きの説明などの合格手続きが行われます。合格手続きが完了しない場合、入園の意思がないものと見なされることがありますので、必ず指定された日時に手続きを行ってください。
- 合格手続き日: （令和６年参考例）9月27日（金）16:30～17:00
- 場所: 福井大学教育学部附属幼稚園 遊戯室
福井大学教育学部附属幼稚園の入試は、試験日の数か月前から始まる計画的な準備が重要です。特に説明会や子育て広場に積極的に参加し、幼稚園の雰囲気を感じることが成功の鍵です。また、願書提出や選考当日のスケジュール管理をしっかり行い、お子様が落ち着いて試験に臨めるようにサポートしていきましょう。
試験内容と準備方法
福井大学教育学部附属幼稚園の入園試験は、学力試験ではなく、子どもが集団生活の中でどのように遊び、他の子どもと協力しながら過ごせるかを見ます。お子様の自由遊びや運動遊びを観察し、年齢相応の社会性や運動能力があるかが重要なポイントです。
試験内容
- 自由遊び: 子どもがどのように遊びを見つけ、自発的に他の子どもと遊ぶかを観察
- 運動遊び: 簡単な運動遊びを通して、身体の動きや協調性を確認
- 言葉のやり取り: 簡単な質問や指示に対してどのように応答できるかを見ます。
Q: 試験で評価されるポイントは具体的に何ですか？
A: 子どもの自発性、協調性、身体能力、そして指示に対する理解力や応答力が主な評価ポイントです。
試験に向けての家庭での準備
幼稚園で行われる試験に向けて、家庭でも少しずつ準備を進めましょう。例えば、自由遊びの時間を増やして、子どもが自分で遊びを見つける力を育てることが大切です。また、友達との交流を増やし、社会性を養う機会を作ることも試験対策になります。
- 自由遊びのサポート: 子どもが自分で遊びを見つけ、他の子どもと協力して遊べるよう、日常的に遊びの場を提供しましょう。
- 運動遊びの練習: 公園などで体を動かす機会を増やし、基礎的な運動能力を育てましょう。
- コミュニケーションの練習: 日常の中で、親子で簡単なやり取りを増やし、指示に対する応答や、質問に対する返答を練習しましょう。
Q: 家庭でどのような遊びを取り入れるべきですか？
A: 自発的な遊びや、身体を使った運動遊びを取り入れると、試験での評価につながりやすいです。
過去の試験日程（参考）
令和6年度（2024年度）の試験日程は以下の通りです。これを参考に、来年度の準備を進めましょう。
- 説明会: 7月22日（月）
- 願書受付期間: 8月26日（月）〜9月2日（月）
- 入園選考日: 9月21日（土）
- 合格発表: 9月27日（金）
過去の試験日程から見ると、夏の終わりから秋にかけての時期に試験が集中しているため、夏休みの間にしっかりと準備を進めることが大切です。
Q: どの時期から試験対策を始めるべきですか？
A: 早めに説明会に参加し、試験が行われる夏から秋にかけて準備を進めるのが理想です。
Q&A – よくある質問
Q1: 試験対策として何をすれば良いですか？
A1: お子様が集団の中でどのように遊び、他の子どもたちと協力できるかを重点的に見られますので、自由遊びや運動遊びの機会を日常的に増やしていくことが有効です。
Q2: 親子支援枠はどのように申し込みますか？
A2: 親子支援枠は、願書提出時に申し込むことができます。詳しくは募集要項をご確認ください。
Q3: 試験当日、子どもの服装や持ち物は何ですか？
A3: 動きやすい服装に加え、内ズックや水筒、ハンカチなど、基本的な持ち物を準備する必要があります。
早めの準備が大切！
福井大学教育学部附属幼稚園の入園試験は、お子様の成長を大きくサポートするチャンスです。特に「親子支援枠」を活用することで、専門家と一緒にお子様の成長を見守り、安心して幼稚園生活に臨むことができます。2025年度の試験に向けて、早めに準備を始め、しっかりと対策をしていきましょう。
最新情報は幼稚園の公式ホームページや説明会で確認することをお忘れなく。
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募集要項は、幼稚園説明会で入手する。
令和4年度入試以降、募集要項は説明会での配布となりました。
園の教育内容や入園選考に関する説明、募集要項・願書配布、園舎見学があります。
他園より開始時期が早めなので、注意が必要です。
1〜2歳の学年の段階までに、入試の流れを把握しておきましょう。
福井大学教育学部附属幼稚園の入園検査について
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心身の発達状況の検査
子供だけの行動観察を通して、発達状況の確認（検査）が実施されます。
心身の発達状況の検査を行います。
幼児は、動きやすい服装で受検してください。
幼児は内ズックを使用します。
保護者の方の上履きをご持参ください。
受検する幼児1名につき、保護者（養育に携わる方）が1名または2名の入場とします。
入園選考は、学力試験ではなく、家庭から離れて集団での保育が可能かどうかを見ます。
自由遊びを通して、自分から遊びを見つけ、友達と一緒に楽しく遊べるかどうかを見ます。また、楽しく身体を動かして年齢相応の運動遊びをしたり、言葉でのやりとりをしたりできるかどうかを見ます。
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福井大学教育学部附属幼稚園の募集人数は？
令和7年度入園の園児募集の場合、
3年保育（3歳児）: 40名程度（「親子支援枠」を若干名含む）
2年保育（4歳児）: 若干名
の募集でした。
「親子支援枠」は、特別なサポートが必要な家庭向けの枠として設けられており、募集人数に含まれますが、詳細な人数は毎年若干の変動があります。
（※倍率非公開）。
狭き門ですので、幼児教室や家庭学習で対策して受験に臨みましょう。
附属義務教育学校への内部進学について
（条件を満たせば）
内部進学
可能！
福井大学教育学部附属義務教育学校へ、内部進学の枠で受験が可能です。
つまり、一定の学力やスキルがあれば、抽選なしで附属義務教育学校へ進学できます。
外部受験者の場合、どんなに知能検査や運動検査、面接などの成績が良くても、
最後の抽選で不合格となることがあります。
ですので、附属幼稚園なら、一定のスキルさえあれば附属小学校へ進学できるのは、大きなメリットです。
（しかし、幼稚園受験の時点で抽選をくぐり抜ける必要はあります。）
福井大学教育学部附属幼稚園について
福井大学教育学部附属幼稚園 は、福井市二の宮にある、国立大学の附属幼稚園です。
国立のため、学費は私立より安く、質の高い教育を受けられます。
※「幼児教育・保育の無償化」対象です。
