【暴露】国立幼稚園受験「行動観察」の考査内容。怒涛の25項目を一挙公開【2027最新】

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よく届くのは、こんな声です

「考査でどんなことをするのか、まったく想像がつかない」

「周りに受験した家庭がいなくて、情報がどこからも入ってこない」

「幼稚園に直接聞くわけにもいかず、何を練習させればいいのか分からない」

無理もありません。募集要項に書かれているのは「心身の発達の状態をみます」といった一文だけという園がほとんどです。具体的に何をするかは、公開されないからです。我が家も上の子のときは、手がかりのないまま夏が過ぎました。

そこで役に立ったのが、同じ園を受けた先輩ママたちの後日談です。塾なしで合格したあと、差し支えのない範囲でいろいろな話を聞かせてもらえました。園によって呼び方は違っても、行動観察で見られる中身は大きく25の場面に整理できると分かってきます。

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この記事でわかること

  • 行動観察が「何を見る考査なのか」と、園ごとの呼び方の違い
  • 先輩ママたちから聞いた、実際に出た25項目の課題
  • 点数化されない「母子分離」や当日の平常心という落とし穴
  • 特別な訓練なしで、家庭の毎日から準備を進める方法
タップできるもくじ

行動観察は、遊びの様子から発達を見る考査

行動観察は、遊びや生活の様子から、年齢相応に育っているかを確かめる考査です。鉛筆で問題を解くペーパーテストではありません。

遊びの様子を通して発達を見る国立幼稚園の行動観察

見られているのは、知識の量や特別な技術ではなく、「年齢相応の子どもらしさ」が育っているかどうかです。国立大学附属幼稚園の考査は、知育の成果を競う場ではなく、発達の状態をみる場と位置づけられています。

呼び方は園によってさまざまです。「行動観察」とそのまま書く園もあれば、「発育検査」「身体動作の観察」「遊びの様子観察」と表す園もあります。埼玉大学教育学部附属幼稚園のように、幼稚園の要項に「行動観察」の語を使わない園もあります。言葉は違っても、遊んでいる姿から育ちを見るという中身は共通しています。

考査全体がどう組み立てられているか、抽選や面接との並び方は国立幼稚園の入園試験で想定される基本パターンにまとめています。この記事では、その中の「行動観察」で実際に何をするのかを掘り下げます。

まず知っておきたい、母子分離という最初の関門

多くの園で、行動観察は保護者と離れた場所で行われます。この「母子分離」が、最初の関門になりやすい部分です。

保護者と離れて先生や友だちと過ごす子どものようす

保護者から離れて、先生や同年齢の子どもと一緒に過ごせるか。ここでつまずくと、せっかく練習してきた力を見せる前に終わってしまう、と先輩ママたちは口をそろえます。園によっては、泣いて保護者から離れられない状態が続くと、その後の観察が難しくなることもあるようです。

ただし、母子分離があるかどうかは園によって大きく違います埼玉大学教育学部附属幼稚園は「お子さんと保護者の方が離れて実施する時間帯はありません」と明記していますし、千葉大学教育学部附属幼稚園のように母子分離のもとで保育者と遊ぶ様子を見る園もあります。志望園がどちらなのかは、募集要項や説明会で確かめてください。

家族以外の大人と過ごす経験が少ないと、当日いきなりは難しいものです。恥ずかしがりやのお子さんほど、支援センターや園庭開放など、親と少し離れて過ごす場に、早めから少しずつ慣らしておくと安心です。

まほ

上の子の受験を控えた夏、人見知りがひどくて心配でした。特別なことはできないので、公園や児童館で私が少し離れて見守る時間を増やしただけです。半年たつと、私の姿が見えなくても遊べるようになっていました。

実際に出た、行動観察の課題25項目

ここからが本題です。先輩ママたちから聞いた、実際に出たという課題を25の場面にまとめました。

行動観察でよく見られる遊びや工作の課題に取り組む子ども

これらは公式に発表された問題ではなく、受験を経験した家庭から聞いた体験談です。集団での観察か、親子でのやり取りか、子ども対先生かによって見られるポイントは変わります。すべてが自分の年度に出るわけではありませんが、場の見当がついていれば、見たことのない課題でも子どもは動きやすくなります。

1母子分離のイラスト母子分離

保護者から離れても、泣かずに過ごせるか

親から離れて活動できるか。園により母子同伴のところもあります

2スキップのイラスト運動

スキップができるか

年齢相応の身体の動き。先生の指示どおりに動けるか

3とび箱ジャンプのイラスト運動

とび箱や平均台に登ってジャンプできるか

粗大運動と、こわがらずに取り組む姿勢

4ダンスのイラスト運動

先生のお手本どおりにダンスやリトミックができるか

まねをする力と、リズムに合わせて動けるか

5玉入れのイラスト運動

新聞紙や折り紙を丸めて、フラフープの中に投げ入れる

ねらって投げる動きと、指示の理解

6親子キャッチボールのイラスト運動

丸めた紙で、保護者とキャッチボールをする

親子のやり取りと、投げる・受ける動き

7お絵かきのイラスト手先

自由にお絵かきをする

クレヨンの持ち方と、のびのび表現できるか

8パズルのイラスト手先

ジグソーパズルができるか

手先の器用さと、形を見分ける力

9つみきタワーのイラスト手先

立体のつみき問題(ジェンガのような積み方)に取り組む

集中力と、手元のコントロール

10つみき再現のイラスト認知

見本どおりに、つみきの積み方を再現できるか

見たものを覚えて、同じように作る力

11色つみきのイラスト認知

色と数を指定して、つみきを積む(赤を3つ、など)

色の弁別と、数の理解、分別する力

12大小比較のイラスト認知

多い少ない・高い低い・大きい小さいが分かるか

比較の感覚が年齢相応に育っているか

13指示行動のイラスト指示行動

「折り紙を4枚とって、お皿に置いてください」など指示どおり動けるか

話を聞いて、そのとおりに行動できるか

14ボタンのイラスト生活

ボタンのつけはずしができるか

身のまわりのことを自分でできるか

15衣服のたたみのイラスト生活

洋服を自分で着られるか、たためるか

身辺自立の到達ぐあい

16お片付けのイラスト生活

おもちゃのお片付けができるか

遊んだあとに片付ける習慣

17名前を言うイラスト言語

自分の名前をフルネームで言えるか

聞かれたことに答えられるか

18年齢を示すイラスト言語

年齢が言えるか

自分のことを言葉で伝えられるか

19通園手段を話すイラスト言語

幼稚園まで、誰と何で来たかを言えるか

「お母さんとバスで来ました」など、やり取りの成立

20あいさつのイラスト言語

あいさつができるか

基本的なやり取りの習慣

21数を数えるイラスト言語

数がある程度言えるか

1から3程度まで数える力

22好きなものを答えるイラスト言語

好きな食べ物や動物を答えられるか

自分の思いを言葉にできるか

23合唱のイラスト集団

子どもだけで歌を歌う

親から離れて、その場に参加できるか

24集団遊びのイラスト集団

子どもだけで、その場のおもちゃで自由に遊ぶ

おもちゃの取り合いや喧嘩をせず、友だちと関われるか

25親子遊びのイラスト親子

親子で、指定のおもちゃで遊ぶ姿を観察される

ふだんの親子の関わり方や接し方

一覧にすると身構えてしまいますが、どれも普段の親子遊びや公園での活動で自然に育つ力ばかりです。特別な訓練は要りません。集団か、親子か、子ども対先生かで対策のあて方が変わるので、園別のくわしい傾向は各園の記事で順に紹介しています。

家庭での進め方は幼稚園受験の対策ができる通信幼児教育のまとめも参考にしてください。

当日を左右する、3つの落とし穴

課題そのものより、当日の状態で結果が変わることがあります。ここは対策しづらいぶん、知っておくだけで心構えが変わります。

受験当日の子どものコンディションを気づかう保護者

前後の受験番号のお子さんに、影響を受けることも

「幼稚園受験は運だ」と言われる理由のひとつが、当日の環境です。近い受験番号の子が泣き出して、つられてしまう。近くにお友だちがいて、一緒に遊びだしてしまう。普段は問題ない子でも、当日その場の空気に流されることがあります。

受験番号を、出願順ではなく別に抽選で決める園があるのも、こうした偶然の影響をならすためと考えられます。何が起きても周囲に流されない平常心は、当日ひそかに効いてきます。

当日の体調管理も、しっかりと

見落としがちなのが体調です。どんなに準備を重ねても、当日に体調をくずすと力を出せません。追試は基本的にありません。試験の1週間前からは、生活リズムと人混みを避けることを意識しておいてください。

親の気持ちも、子どもに伝わる

母親の情緒不安定は、子どもに伝わります。抽選のある園なら「自分のくじ運で決まるなんて」と落ち込む日もありますが、それを子どもの前で見せないことも準備の一部です。気持ちが持たない日はママのメンタルを整える方法も読んでみてください。

まほ

本番の1週間前、上の子が熱を出しかけてひやりとしました。それからは、直前期はどこにも連れて行かず、早寝と手洗いだけを徹底しました。実力を出せる状態で当日を迎えることが、いちばんの対策だと痛感しました。

行動観察の対策は、家庭の毎日でつくれる

25項目を見て分かるとおり、行動観察で問われるのは生活習慣と、親子のやり取りです。ここは、家庭での積み重ねがそのまま力になります。

行動観察の対策を家庭学習で進める親子

対策の方法は、幼児教室に通うか、家庭で進めるかの2つです。

幼児教室の負担

  • ×毎週きまった時間の送り迎え
  • ×月謝が続けて発生する
  • ×下の子の生活リズムが崩れる

家庭学習の強み

  • 送迎なしで自宅で完結
  • すきま時間に取り組める
  • 生活習慣づくりから始められる

幼児教室は、情報量と場慣れで強いです。かわりに、送り迎えは毎週、月謝は毎月のしかかります。下の子がいる家庭や共働きには、決まった時間に通い続けること自体がかなり重い負担です。

あや

娘のときは教室に通いました。同じ園を目指す家庭の情報が入るのはありがたかったです。ただ、送り迎えの往復で毎回2時間近く取られて、下の子の生活リズムが崩れたのはつらかったです。

我が家は幼児教室には通わず、通信教育を使って家庭で進めました。下の子が昼寝している間の30分を対策にあてられたのが大きかったです。

教材は、生活習慣の土台づくりから始めて、思考力の教材へ進む順番が取り組みやすいです。

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0歳や1歳から準備を始めたい場合は、幼児教室ベビーパークの体験談も読んでみてください。

行動観察でよくある質問

Q 行動観察では、具体的に何をするのですか

A 遊びや生活の様子から、年齢相応に育っているかを見ます。自由遊び、簡単な運動、お絵かきや工作、先生とのやり取りなどが中心です。読み書きや計算のペーパーテストではありません。

Q 考査の内容は、事前に公開されますか

A 多くの園は詳細を公開していません。募集要項に書かれるのは「発育の状態をみる」「行動観察と面接を行う」といった短い記述です。この記事の25項目も、受験を経験した家庭から聞いた体験談で、公式発表ではありません。

Q 母子分離ができないと、不合格になりますか

A 園によります。母子分離のもとで観察する園が多い一方、埼玉大学教育学部附属幼稚園のように「離れて実施する時間帯はありません」と明記する園もあります。志望園の要項で母子分離の有無を確かめてください。

Q 「行動観察」という言葉は、どの園でも使いますか

A 園によって呼び方が違います。「発育検査」「身体動作の観察」「遊びの様子観察」と表す園もあり、幼稚園の要項に「行動観察」の語を使わない園もあります。言葉は違っても、遊びの様子から育ちを見る中身は共通しています。

Q 家庭だけで、行動観察の対策はできますか

A できます。見られるのは生活習慣とやり取りの力なので、あいさつ、片付け、着替え、親子の会話を積み重ねる時間が効きます。私も教室には通わず、日々の生活と通信教育のワークだけで合格しました。

Q 何歳から準備を始めればよいですか

A 3年保育なら2歳台から、2年保育なら3歳台から始める家庭が多いです。特別な勉強より、あいさつや片付け、親子の会話を早くから習慣にしておくほうが、行動観察では効いてきます。

Q 当日の服装に、決まりはありますか

A 要項で服装にふれる園と、ふれない園があります。行動観察は体を動かす場面が多いので、指定がない場合も、動きやすく脱ぎ履きしやすい服装と靴が向いています。くわしくは母親の服装と子どもの服装の記事を参考にしてください。

服装の選び方は母親の服装子どもの服装へ。

過去問を書籍で入手する

附属幼稚園の過去問セットも市販されています。ただし国立幼稚園の行動観察はペーパーテストではないので、答えを覚えて臨む本ではありません。載っているのは過去に出た課題の傾向で、家庭で似た場面をつくるための材料になります。

役に立つのは、志望園の分が手に入ったときです。使い方は答え合わせではなく、当日どんな場が用意されるのかを親が先に知っておくため。場の見当がついていれば、家庭での声かけが変わります。価格はやや高めで、志望園の分が出ていない年もあります。

まほ

日々の生活習慣づくり+モコモコゼミのほうがコスパは良いと個人的には思います。

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園別にどこで手に入るかは、過去問の入手方法3パターンにあります。

まとめ 行動観察は、年齢相応の育ちを見る考査

国立大学附属幼稚園でのびのび過ごす子どものようす

国立幼稚園の行動観察でおさえておきたいのは、次の3つです。

  • 1見られるのは年齢相応の育ち。特別な技術や知識の量ではありません。
  • 2母子分離と当日の平常心が鍵。園差が大きいので志望園の要項で確かめます。
  • 3対策は家庭の毎日でつくれる。生活習慣と親子の会話がそのまま力になります。

今回の25項目は、集団での観察か、親子か、子ども対先生かによって見られるポイントが変わります。園別のくわしい対策は、各園の記事で順に紹介しています。情報を知っておくのと知らないのとでは、打てる手がまったく変わります。一度目を通しておいてください。

これらの課題は、どれも普段の親子遊びで十分伸ばせる力です。日常生活の中で自然に身につくものを見る考査なので、他の子と比べず、お子さまのペースで、楽しく取り組んでいきましょう。

まほ

情報が何もなかった上の子のときより、下の子のときは気持ちにずっと余裕がありました。知っているだけで、こんなに落ち着けるのかと驚いたほどです。

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