鳴門教育大学附属幼稚園、気になっていても「学費は?選考は?共働きでも通える?」と迷いますよね。
結論から言うと、この園は保育料が無償化になり、3歳児からの3年保育も選べる研究校です。子どもの遊びを引き出す「遊誘財(ゆうゆうざい)」の研究で知られ、130年を超える歴史があります。ただし園バスも給食も預かり保育もなく、共働き家庭は送迎の工夫が必要です。
学費の中身から選考の進み方、徳島市南前川町という立地の通園条件まで、公式と信頼できる情報をもとにまとめました。
二人の子どもの附属幼稚園受験を経験した私が、鳴門教育大附属の実際のところをお伝えしますね。
この記事でわかること
- ✓保育料も入園料も無償化になる学費のしくみ
- ✓抽選と発育検査で進むとされる選考の中身
- ✓3歳児から入れる5つの学級と遊誘財の教育
- ✓園バスなし給食なしで共働きが気をつけたい点
- ✓附属小学校へ進むときの募集のしくみ
無償化と3年保育が魅力の鳴門教育大附属幼稚園
鳴門教育大学附属幼稚園は、保育料が無償化になり、3歳児からの3年保育も選べる国立の研究校です。
場所は徳島市南前川町。大学の本体は鳴門市にありますが、附属幼稚園は徳島市内にあります。1893年(明治26年)の創立から130年を超える歴史を持ち、子どもの遊びを引き出す「遊誘財」の研究と実践で知られる園です。大学と連携し、公開保育や学生の教育実習を受け入れる研究校でもあります。
教育目標は「自主・自立・創造・感謝の精神の芽生えを養う」など6つ。たくましい子ども・しなやかな子ども・育ちあう子どもを、子どもの自治を大切にした園生活のなかで育てています。
保育料も入園料も無償化になる学費
保育料は幼児教育・保育の無償化の対象で、毎月の負担は実費が中心です。
国立の幼稚園なので保育料は無償化の対象です。入園料も無償化の対象で、在籍月数で月割りして上限内で給付されます。無償化の対象外になるのは入園検定料だけです。検定料は令和7年度の例で1,600円でした。入園料の金額とあわせて、正式な額は最新の募集要項でご確認ください。
| 項目 | 金額 | 無償化 |
|---|---|---|
| 入園検定料 | 1,600円(参考) | 対象外 |
| 入園料 | 募集要項で確認 | 無償化対象 |
| 保育料 | 無償化で実質負担なし | 無償化対象 |
金額は年度により改定される場合があります。在園中に納めるのは教材費や保護者会費などの実費で、正式な額は最新の募集要項で確認してください。
遊びを引き出す「遊誘財」の教育
鳴門教育大附属の教育の柱は、子どもの遊びを誘う環境「遊誘財(ゆうゆうざい)」です。
遊誘財は、砂や水、植物や生き物、造形の道具など、子どもが思わず遊びたくなる環境を園がていねいに用意する考え方です。ハスの葉にたまった水滴を子どもが宝石に見立てて夢中になる、そんな小さな発見を大切にするそうです。研究の成果は紀要やリーフレットにまとめられ、公開保育や研究発表会で県内外に向けて発信されてきました。
2020年に投稿された保護者の口コミには「先生が子どもを研究の対象としても細やかに見てくれる」とあります。同じ口コミで「おやつの部屋があり食育にも力を入れている」とも語られていました。詰め込みではなく実体験を土台にした学びが、130年続く研究校ならではの持ち味です。
附属小学校へ進むときの募集のしくみ
附属小学校へは、卒園児も募集人員に含まれる形で進学の道があります。
鳴門教育大学附属小学校の募集要項によると、第1学年の募集人員102名には、附属幼稚園から入学する子どもも含まれます。ただし公式の要項では、附属幼稚園出身者の抽選免除や別枠といった優遇は定められていません。選考は抽選と試問を併用する形で、卒園児も同じ選考を受けるのが原則です。「ほぼ全員がそのまま上がれる」といった説明も見かけますが、公式に決まった制度ではありません。進学を見据えるなら、最新の募集要項で確かめておくと安心です。
抽選と発育検査で進む鳴門教育大附属の選考
選考はペーパーテストではなく、抽選と発育検査を組み合わせる形とされています。
複数の受験情報や地元の子育て情報によると、鳴門教育大附属の選考は抽選と発育検査の二段階とされています。遊びのなかでの様子や親子のやりとりが見られるようです。選考の中身は年度によって変わる場合があります。倍率は公開されていません。令和9年度の募集要項は本記事の作成時点で未発表で、例年11月ごろに公式サイトで公開されます。時期も内容も、必ず最新の要項で確認してください。
3歳児から入れる5つの学級
鳴門教育大附属は、3歳児からの3年保育と4歳児からの2年保育の両方があります。
鳴門教育大附属では、3年保育と2年保育が並びます。星・月・空・山・川の5学級で構成されます。3歳の学年から入園を考えている家庭にとっては、選択肢のひとつになります。入園定員は130名。学級ごとの人数などは募集のたびに変わるため、要項で確認しておきましょう。
選考で見られるのは日ごろの親子の関わり
発育検査で見られるのは、特別な受け答えより毎日の生活の積み重ねです。
試験のこまかな中身は公表されていません。ただ選考の柱は遊びの観察と親子のやりとりです。子どもが集団のなかで自然に遊べるか、親子の関わりが落ち着いているかが土台になります。奇をてらった対策より、日々の暮らしを整えることが近道です。
上の子の受験のとき、抽選もあると知って一度は投げ出したくなりました。でも園の様子を知るほど、見られているのは特別な芸ではなく毎日の暮らしそのものだと気づいて、肩の力が抜けたんです。今日からできることに集中したら、親子とも落ち着いて当日を迎えられました。
徳島市の幼児教室と通信教育で入園準備
徳島市には附属受験に対応する教室もありますが、送迎の負担を考えると通信教育も現実的です。
「教室に通わせたほうがいいのかな」と迷いますよね。徳島市内には、鳴門教育大附属の受験に対応する祖川幼児教育センターやポコアポコといった教室があります。ただ専門教室に通うとなると、毎週の送迎や月謝はどうしても負担になりがちです。
通学型の教室のデメリット
- ×附属対応の教室は数が限られる
- ×通うとなれば毎週の送迎が必要
通信教育のメリット
- ✓送迎不要で自宅で完結
- ✓生活習慣づくりを遊びながら
鳴門教育大附属の選考は、生活習慣や親子の関わりが土台とされています。だからこそ、家庭で取り組める通信教育が現実的な選択肢になります。
まずは「こどもちゃれんじ」で生活習慣の土台づくり
遊びの観察で見られる生活習慣や社会性は、日常の遊びのなかで育てるのが近道です。
年齢に合ったエデュトイ(知育おもちゃ)が毎月届くこどもちゃれんじは、あいさつや順番を待つ姿勢を遊びながら身につけられます。年齢別に設計された教材が毎月届くのは、こどもちゃれんじならではの強みです。
思考力を伸ばすなら「モコモコゼミ」をプラス
発育検査や親子のやりとりで問われる「自分で考える力」は、良質な教材で伸ばせます。
こぐま会×SAPIX監修のモコモコゼミは、かわいい動物キャラクターと一緒に思考力を育てられる教材です。教室の送迎なしで、家庭で受験を意識した準備を進められます。初月は合わなければ無料で、退会もメール一本で完了します。
通園区域と送迎で共働きが気をつけたい点
通園には区域の決まりがあり、園バスや給食、預かり保育はないとされています。
鳴門教育大附属の通園区域には目安があります。自家用車で20分以内、または徒歩や公共交通機関で30分以内の地域に、保護者と同居していることとされています。園バスの運行はないとされます。登降園の付き添いや自家用車での送迎ができるかどうかは、出願前に園へ確認しておくと安心です。昼食は給食がなく、毎日お弁当を持参するとされています。
預かり保育はなく共働きは送迎の工夫が必要
預かり保育は実施していないとされ、共働き家庭は降園後の預け先を用意しておくと安心です。
複数の保護者の声によると、鳴門教育大附属には預かり保育がなく、午前で終わる日も少なくないとされています。降園後や短縮日の預け先を早めに考えておくと安心です。地元では、祖川幼児教育センターなど民間の預かりを併用する家庭もあるようです。フルタイムの共働きなら、送迎の分担や働き方の工夫が前提になります。
園バスも預かりもないと知ったときは、正直ため息が出ました。それでも送迎を家族で分担し、民間の預かりを少し借りると意外に回ります。今では送りの道での親子のおしゃべりが、いちばんの時間です。
園舎は新築中で今は附属小学校の敷地内
園舎は建て替え中で、完成までは附属小学校の敷地内の仮園舎で過ごしています。
鳴門教育大附属は園舎の新築工事が進んでいて、公式のお知らせによると2026年9月に完成予定です。工事の間は附属小学校の敷地内に設けた仮園舎で保育が続けられています。2026年4月には年長児が工事現場の見学会に参加し、働く人の姿にふれる学びの機会にもなりました。見学や説明会に足を運ぶときは、当面の場所を公式サイトで確かめてから向かうと安心です。
見学会や園庭開放で鳴門教育大附属を見る
入園前に園の様子を知るなら、見学会やオープンスクールに足を運ぶのがいちばんです。
鳴門教育大附属は、未就園児や入園希望者に向けた行事を年間を通じて用意しています。年間行事には11月のオープンスクールや、入園希望者向けの参観などが並びます。園庭や保育の様子、先生や在園児の雰囲気を自分の目で確かめられる貴重な機会です。日程や参加方法は年度で変わり、参観日は自家用車での来場を控えるよう案内されています。公式サイトで最新の案内を確認してから参加してください。
鳴門教育大附属幼稚園の受験でよくある質問
Q 3歳児から入園できますか?
A 入園できます。鳴門教育大附属は3年保育と2年保育があり、星・月・空・山・川の5学級です。3歳の学年から入園できます。
Q 通園区域に決まりはありますか?
A 自家用車で20分以内、または徒歩や公共交通機関で30分以内の地域に保護者と同居していることが目安とされています。園バスはなく、送迎の方法や付き添いの詳細は公式にはっきり示されていません。詳しくは募集要項で確認してください。
Q 附属の小学校にそのまま進めますか?
A 附属小学校の募集人員に卒園児も含まれます。ただし公式の要項に優遇の記載はなく、抽選と試問を併用する選考を受けるのが原則です。最新の募集要項で確認してください。
Q 毎月の費用はどれくらいですか?
A 保育料は無償化で実質の負担がなく、入園料も無償化の対象です。対象外は入園検定料のみ(参考で1,600円)。教材費や保護者会費などの実費は別にかかります。額は園に確認してください。
Q 共働きでも通えますか? 預かり保育はありますか?
A 預かり保育はなく、午前で終わる日もあるとされています。園バスもないため、送迎の分担や民間の預かりの併用など工夫が必要です。
Q 倍率は高いですか? 抽選はありますか?
A 倍率は公開されていません。選考は抽選と発育検査の二段階とされますが、年度によって変わる場合があります。出願時は最新の要項でご確認ください。
Q 給食はありますか?
A 給食はなく、毎日お弁当を持参するとされています。公式サイトに明記はないため、入園説明会などで最新の運用を確認すると安心です。
過去問を書籍で入手する
附属幼稚園の過去問セットも市販されています。内容は一般的な出題パターンが中心で、価格はやや高めです。
日々の生活習慣づくり+モコモコゼミのほうがコスパは良いと個人的には思います。
鳴門教育大附属幼稚園の受験対策まとめ
鳴門教育大学附属幼稚園は、保育料も入園料も無償化になる学費と、3歳児からの3年保育も選べる点が魅力です。子どもの遊びを引き出す遊誘財の研究校として、実体験を土台にした学びを大切にしています。
- 1無償化の学費+3歳児から入れる3年保育。遊誘財の研究校ならではの学びが持ち味です。
- 2選考は抽選と発育検査とされ、日ごろの親子の関わりが土台。倍率は非公開です。
- 3園バス・給食・預かりはなく共働きは送迎の工夫を。今は附属小学校の敷地内の仮園舎です。
選考はペーパーではなく、生活習慣と親子の関わりが土台とされています。近くに附属特化の教室が少なくても、家庭での習慣づくりと通信教育は、無理なく取り組める選択肢になります。
自宅での受験準備の第一歩として、こどもちゃれんじも選択肢に入ります。年齢別に設計されたエデュトイが毎月届き、遊びながら生活習慣の土台づくりができる点は他の通信教育にはない強みです。
受験を見据えた思考力を育てたいなら、こぐま会×SAPIX監修の「モコモコゼミ」。かわいい動物キャラクターと一緒に取り組め、「モコモコちゃんねる」の動画学習にも対応しています。




